シロバナイナモリソウ

きょうも夏空が広がっています。

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木々に鳥やセミ、蝶たちが元気に飛び回っています。
きょうは広島原爆記念日です。忘れていけない日ですね。
65年前のきょう、広島にも夏空が広がっていたんですね・・。
今日の平和の有難さを改めて感じます。

さて、林の木陰に小さな白い花を見つけました。
調べたら、「シロバナイナモリソウ」でした。
きょうはこのシロバナイナモリソウをお届けします。
「白花稲森草」と書きます。

高さは10~20センチ程でした。

花は径0.8~1センチ程で、花びらは5裂し、先は尖っています。
長い雄しべ5本と雌しべ1本あります。
葉は向かい合って付いており、葉の表はこんなふうでした↓

短い毛がありました↑
葉の裏にも短い毛がありました↓

茎にもこんなふうに毛がありました↓

関東地方南部~中部地方、近畿地方の太平洋側に分布し、
山地や低山、林縁の木陰に生えるそうです。

アカネ科の植物です。

エビガライチゴの実

あの毛ガニのようなエビガライチゴにまた出会いました^^。
2年前に撮ったエビガライチゴとは違う場所です。

今度は、なんとドクウツギのすぐ横にありました^^;
(左の葉はドクウツギの葉)
美味しそうな赤い実を付けていました。

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右側の葉の裏が白いのがわかりますか?
別名の「ウラジロイチゴ」の名の由来です^^。

赤い実を一粒つまんでみました。
とっても甘かったです^^。

ドクウツギ

林縁に赤と黒の目立つ実を見つけました。
「あっ、これ、ドクウツギだ!」と連れ合いが教えてくれました。

きょうは「ドクウツギ」をお届けします。
「毒空木」と書きます。
毒があり、幹が空洞であるウツギ(空木)に似ている事から
名付けられました。

雌雄同株の落葉低木で、高さは1~1.5メートル程でした。
茎は、根元から株立ちしていました。

葉には3本の葉脈が目立ちます。

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赤い枝も見えます。

実は径1センチ程で、だんだん赤くなり、熟すと黒紫色になります。

実には放射状に5本の筋が入っています。

甘くて美味しいそうですが、猛毒ですので絶対に食べてはいけません。
ドクゼリ、トリカブトと並んで日本三大有毒植物の一つだそうです。

茶色のは種子のようですが・・。

北海道~近畿以北の川原や山の斜面の日当りのよい場所等に自生します。

ドクウツギ科ドクウツギ属で日本では一属一種のみだそうです。