オトコヨウゾメの実

すっかり秋の陽気になり、秋の日はつるべ落としと
昔の人はよく言ったものだと感心します。
きょうは「オトコヨウゾメの実」をお届けします。
「男」はオトコヨモギのように食用にならないことを意味し、
そこにガマズミの地方名であるイヨゾメ、ヨソゾメ、ヨンゾメ
などが合わさって「オトコヨウゾメ」と名付けられたそうです。
花、実、紅葉と変化が楽しめるので、庭木に利用されます。
株立ちで育ち、高さは2~3メートル程の低木です。
向かい合って付く葉は卵形で先端が尖り、
縁に粗いギザギザがあります。
秋に赤くなる楕円形の実は、径8ミリ程で、
2~3個がまとまってぶら下がります。

実は苦みが強く生で食べることはできませんが、美味しい
果実酒になるようです。
北陸地方を除く本州、四国、九州に分布します。

APG分類でガマズミ科の植物です。

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「コリウスにショウリョウバッタ」です。
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