イヌエンジュ

先日の夜、歩いていたら、道に白い花が落ちていました。
見上げると、見たことのない木の花がいっぱい付いていました。
一枝手折るとソラマメのような臭いがしました。
帰宅して調べたら「イヌエンジュ」でした。
翌朝、撮影に出向きました。

きょうはこの「イヌエンジュ」をお届けします。
「犬槐」と書きます。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

落葉高木で、この木は10メートル程でした。

樹皮は逆光だったので黒っぽく撮れてしまいましたが、
実際は灰褐色で丸い皮目がありました。

葉は奇数の羽状複葉で互い違いに付いています。
小葉は3~5対で向き合って付いているものがほとんどでしたが、
途中から互い違いに付いているのもありました。

葉柄の基部は膨らんでいます。

葉の裏は毛が密生しており、白っぽく見えます。

ひとつの花は7~10ミリ程の淡黄白色の小さな蝶形花ですが、
これがたくさん集まって付いています。

花は遠目には穂状(すいじょう)に見えますが、じつは総状花序で、
長さ5~15センチ程のものを枝先に3~7個出していました。

撮影している間、たえまなくクマバチ(真ん中の黒っぽいの)や
虫が次々と花を訪問していました。↓

別名をオオエンジュと言うそうです。

北海道、本州(中部地方以北)の山地の林縁や川原、湿地に
自生するそうです。

日本固有種です。

マメ科の植物です。

ムクロジの青い実

本日、立秋とは言うものの、日中は酷暑でたまりませんでした。
2日前よりクロアゲハの幼虫の姿が見当たりません。
鳥にでも食べられてしまったかしら?

気をとり直して・・
時々散歩するコースにあるサンゴジュの実が赤く色づいてきました。
きょうは同じコースにあるムクロジの青い実をお届けします。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

少ししか実が付いていないけど・・

5倍ズーム ギリギリで・・

2個が1個になったような?こんな実も・・

ただし、上の写真で濃い緑色の葉と右に見える細長い実は、
アメリカキササゲです。

晩秋になるとモクロジの実は飴色に変化します。

過去記事はこちら→ムクロジの実

カルガモの親子

7月もきょうで終わりですね。
きょうも暑かったですが、川べりを散歩してたら、こんな姿を発見しました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

カルガモの親子のようです。
岸の方へ・・

上陸!

「ママのおなかの下が特等席!」

「あっ、カメさんが泳いでいくよ。」「そうね~、気持ち良さそ~。」

「私たちも一服したからあっちへいきましょ。」「うん、ぼく、先頭!」

この後も何だか気になり、しばらくカルガモの親子の行方を見ていました。
子どもがちょろちょろするので、母親が子どもをしっかりフォロー
していました。
ホント、母親の気持ちがよ~くわかります^^。
帰り道、植物の写真を撮っていたら、いきなりサシガメ?に腕を刺されて
しまいましたが、何だかいい一日でした。