ザミオクルカス・ザミーフォリアの花

実家のクチナシが咲きました。
そして、一時はこれで今年は終わりか?と思ったバラ、
ミスティー・パープルがまた次々に咲いてきました。
ユキノシタの花は終わり、ピンクのアジサイがたくさん咲いてきました。
つまり、実家の庭はアルカリ性土壌ということですね。
また、マンションではサツキツツジは終わりましたが、
ベランダのレモンに花が咲きました。
卵を産みつけようときょうもレモンの葉に、アゲハ蝶等が
頻繁に来ています。

さて、5月はじめのことですみません^^;
ザミオクルカス・ザミーフォリアの根元に
皮をかぶった花はオモトのような?、そして姿はニョロ~っと
したものが付いている(画面左側手前)のを発見!

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

さっそく調べると、やはり花で、ザミオクルカス・ザミーフォリアの
花でした。

花の部分をアップで・・↓

それから20日間ほど観察していたら、だんだん、苞が
開いてきました。

シメシメ・・と思っていたのですが、
待てど暮らせどだんだん何だか元気がなくなって、
とうとうきのうお釈迦になってしまいました。
フード?(苞)を脱ぐ所を見たかったのですが、残念でした。

ちなみにサトイモ科の植物で、同じ仲間にスパティフィラム
などあります。

ユリの伝統

去年よりユリの開花が早いとか・・、近くの公園では、ユリは
そろそろ終わりがけでした。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

ユリは名古屋の市の花です。
写真のは園芸種です。

さて、きょう、久しぶりに「植物と行事」という本を読んでいたら、
偶然「ユリの伝統」という項目がありました。
なかなか興味深い内容でした。

6月17日に奈良の率川(いざかわ)神社で三枝(さいぐさ)祭りが
行なわれるそうです。
三枝はササユリのことで、このササユリの花を手にした4人の巫女
が舞う神事だそうです。
また、百合根は日本の伝統食料など・・。
あと、ユリの語源等・・。

詳しくはこちらを↓
湯浅浩史著  植物と行事~その由来を推理する~ 朝日選書478

<余談>
ネットで率川神社を調べたら、「いさがわ」神社となっており、
三枝も「さいくさ」となっていました^^;;

クヌギエダイガフシ

梅雨の晴れ間が続いています。
車で走っていてもザクロの朱色の花がよく目に飛び込んできます。
この頃、昼間にふわふわとはかなげに飛ぶ様が蛾と思えない?
黒地に白の鹿の子模様のカノコガをよく見かけます。

さて、1ヶ月程前のことですみません^^;;
5月の連休中に行った雑木林に、茶色の実のようなものが付いた枝が
ありました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

帰って調べると、どうも「クヌギエダイガフシ」のようです。
クヌギエダイガタマバチによって若い枝に作られるそうで、果実と
まちがえそうな形の虫こぶです。

直径1センチ程のほぼ球形で、イガイガの突起が反り返りながら
群生し、この突起には軟毛が密生しています。
触っても痛くありません。

クヌギの枝に出来たイガ状のフシということです。

よく見ると小さな穴が開いていました。
どうもここからクヌギエダイガタマバチが、秋に羽化し、外に出て
いったもようです。

本州、四国、九州に分布します。