春のケヤキの様子 その3

きょうは花吹雪舞う一日でした。
窓から見えるケヤキは日ごとに新緑が増しています。
雌花の撮影があきらめきれず、ついに撮影に成功しました^^v

まずは枝の様子から↓

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

雌雄同株で、若枝の分かれる元の方には雄花(雄しべだけがある花)
が多く、数個かたまって付いています。
そして、その先端の方には雌花(雌しべだけがある花)、または、
両性花(一つの花に雌しべがと雄しべがある花)が1~3個ずつ
付いているようです。

枝先↓

葉の脇に先が二つに割れた白いのが見えますか?
これが雌花です。
緑で丸っこく見えているのは先回紹介した雄花です。

ケヤキの雄花は直径2.5ミリ程で小さく地味な花です。
雌花は雄花よりもっと小さい花でした^^;

アップすると↓

露出した白い柱頭は2つに割れて、毛が密に生えていました。

両性花もありました↓

春のケヤキの様子 その2

きょうは暖かく穏やかな日和で、マンションの桜も見頃でした。
アカシガタという大きな椿の花の蜜をヒヨドリが吸っていました。
目を移すと、ケヤキの木も日ごとに色を変え、赤っぽい色から褐色、
今は黄色っぽくなって、新しい葉も出てきたようです。↓

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足元に目をやると、2~3日前からケヤキの花が落ちています。
拾ったら、枝先に付いていたものらしい。
2~4.5センチくらいの大きさで、何十個と落ちています。
風で落ちたのか?よくわかりません。
葉も開いたのもありました。↓

どうやら雄花のようです。
雄しべが見えますが、まだ葯を開いて花粉は出ていないようです。↓

アップで↓

こんなのも・・

雄しべが葯を開いて花粉を出すところや雌花も是非見たいものですが、
いかんせん、高木なのでもはやここまでか?(w_-;) ウゥ・・

ヤマウグイスカグラ

きのうは不安定なお天気でしたが、きょうは風もなく、
穏やかな日和です。
今朝、カーマインレッドも鮮やかな八重咲きチューリップが
ベランダで咲きました。
薄いピンクのネメシアも盛りです。
青紫のムスカリにハナアブがよく来ています。
そういえば、今年はまだウグイスの声を聞いていません。

きょうは「ヤマウグイスカグラ」をお届けします。
「山鴬神楽」と書きます。

きょうは「ヤマウグイスカグラ」をお届けします。

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二つずつ付いている花が多いようです。

漏斗型の花は長さ1~1.5センチ程、花びらの先は5裂しています。
真ん中に雌しべ1個、周りに5個の雄しべがあります。

高さ2メートル程の落葉低木で、北海道南部~九州の丘陵地から
山地の林に生えます。

樹皮は灰褐色です。

花びらや花の柄に毛があり、向き合った葉にやや長めの細かい毛が
生えています。

山は平地に比べ気候が厳しいので、寒さなどしのぐよう、
毛で覆われているのでしょうかね・・。

ちなみに花や葉、実に毛がないのがウグイスカグラのようです。
ブログ内関連記事→ ウグイスカグラの花

スイカズラ科の植物です。