スズカカンアオイ

今日は節分ですね。
スーパーへ行ったらいきなり駐車場は長蛇の列、
うぅぅぅ(;゚Д゚)なんでぇ?!中へ入って見て、二度びっくり!
ある一角に黒山の人だかり~、えっ?え!恵方巻きのコーナーでした。
ここ数年で、いきなり恵方巻きがブレイク!
景気がいいのか?一番高いタラバ蟹のがすぐに売り切れ~!
店の人も応対に大わらわ。
名古屋の節分には、昔は恵方巻きたるもの、姿形も皆無だったのに・・(汗)

ともあれ、我が家の玄関扉にはヒイラギの小枝を挿し、夜、
家族が揃ったら、豆まきを例年どおりする予定です(*^^)。

さて、先日の土曜日、久しぶりに森に出かけました。
きょうは林内にあった「スズカカンアオイ」(鈴鹿寒葵) をお届けします。

枯れ落ち葉の中にカンアオイに似た葉が見えたので、枯葉を取り払うと、
花がありました。
さっそく、≧[◎]oパチリ!

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

葉には水滴状の斑紋があり、卵形~広卵形で、基部はハート形です。

紫褐色の花もカンアオイによく似ています。
花は5つ付いており、アップにしてみます。

葉の柄は長く、紫色を帯びています。
少し離れた所にも葉がチラッと見えました。
枯葉をどけると、やはり花が・・。
7つ花が付いていました(*^^)v。

もう少し離れた所にもひとつだけ花が付いたのもありました。
花の正面↓
萼筒内部に網目があるのがわかりますか?

花の側面↓
萼筒の外側は白っぽい。

3個の萼裂片が長三角形で、萼筒より長く大きいのが特徴です。

蕾?のもありました。↓

日本の固有種で本州(静岡県~滋賀県)に分布します。

ウマノスズクサ科の植物です。

松竹梅の皿

つい この間、おめでとうを言ったと思ったら、あっという間に
睦月が過ぎにけり。

きょうはまた、植物の描かれた器をお届けします。
少し凝った形の松竹梅が描かれた銘々皿です。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

上方に松葉と竹の葉が金色で描かれ、左横の赤いのは梅の蕾だと
想われます。
地色は写真では白っぽく見えますが実際は青磁です。
地には竹がレリーフ状に表されています。
皿の縁取りには銀色が使われています。

もうひとつ、紹介します。

碁盤か将棋盤か?わかりません。
仙人の集まりでしょうか?
頭上には松が見えます。
呉須の銘々皿です。

八事五寸人参

先日、公園のユリノキに実がいっぱい付いているのに気付きました。
きょうも青空の下、ユリノキの実はいっぱい付いていました。
日中少し暖かかったせいか、スズメ達が木の下に何羽も集まって
盛んにおしゃべりしたりしていました。

きょうは午年にちなんで?農業センターで買い求めた、
「八事五寸人参」をお届けします。
このニンジンはここ名古屋で研究栽培されているそうです。
八事(やごと)というのは名古屋の地名のひとつです。
私の住んでいる地域のすぐ隣りです。

「八事五寸人参」は愛知の伝統野菜のひとつだそうです。

(写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

大正時代に農家が作付けしたニンジンで、甘味が強く、
柔らかく早く煮え、煮くずれしにくいのが特徴です。
芯が小さく、濃いめのオレンジ色でサラダにも良いです。
長さは五寸(15 センチ内外)でやや太めです。

5月中旬頃、繊細なレースのような花が咲き、8月に種を採るそうです。
9月に種を撒き、収穫は12~3月まで。

このニンジンを使ったドレッシングやジュース、ジャムがあるそうです。

ニンジンの原産地はアフガニスタンで、日本への伝来は16世紀だそうです。

セリ科の植物です。