モミ 

秋分の日のきょうはきのうと大違いのお天気で、
朝から雷雨となり、気温も大幅に下がりましたね。

さて、先回の続き・・
やや暗い社叢を歩いていたら、見上げるようなモミ の木に
出逢いました。

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木のそばにこんなものが落ちていました・・↓

モミの実でした。
14センチ程ある、まだ若い実でした。
誰かが落としたんでしょうね。
松かさのようにそのままの姿で自ら落下することはないそうです。
また、こんなものも・・↓

実の一片かな?
あたりを見回すと、あちらこちらにこの鱗片が落ちていました。
モミの赤褐色の樹皮を確認しながら、リスのしわざかな?と
思いつつ・・、きょうはここまで・・m(_ _)mペコリ。
この続きは次回のお楽しみに・・(~_~;)

ドクウツギ

林縁に赤と黒の目立つ実を見つけました。
「あっ、これ、ドクウツギだ!」と連れ合いが教えてくれました。

きょうは「ドクウツギ」をお届けします。
「毒空木」と書きます。
毒があり、幹が空洞であるウツギ(空木)に似ている事から
名付けられました。

雌雄同株の落葉低木で、高さは1~1.5メートル程でした。
茎は、根元から株立ちしていました。

葉には3本の葉脈が目立ちます。

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赤い枝も見えます。

実は径1センチ程で、だんだん赤くなり、熟すと黒紫色になります。

実には放射状に5本の筋が入っています。

甘くて美味しいそうですが、猛毒ですので絶対に食べてはいけません。
ドクゼリ、トリカブトと並んで日本三大有毒植物の一つだそうです。

茶色のは種子のようですが・・。

北海道~近畿以北の川原や山の斜面の日当りのよい場所等に自生します。

ドクウツギ科ドクウツギ属で日本では一属一種のみだそうです。

月瀬の大杉

先日、取材の帰りに「月瀬の大杉」を見に長野県の根羽村に
立ち寄りました。

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看板を見ると、この大杉は1800年も昔からあるということが
書いてありました。

へーっ?!
2世紀頃はわが国は卑弥呼の時代、朝鮮は高句麗、新羅、百済の
三国時代の初めの頃、中国は後漢の頃じゃないでしょうか。
そんな頃からこの大杉はあったんですね・・。

すごいな~!
こんな大きな木、初めて見ました~\(^o^)/

高さは約40メートル、一番太い幹周りは約14メートル、
長野県一の大木です。
杉の大木だけでは全国で6位だそうです。

葉も青々と茂り、元気そうでした^^。