ヒノキ

きょうはこちらは雨が降り、しっとりとしたお天気です。
午前中、ベランダの植木の手入れをしました。
外に出しっぱなしのガーデンシクラメンも次々と花を咲かせ、
チューリップの芽もぐんぐん生長し、だいぶ葉が伸びてきました。

さて、きょうは木曽5木のひとつ、「ヒノキ」をお届けします。
ちなみに5木とはヒノキ・サワラ・ネズコ・コウヤマキ・アスナロ
をさします。
「檜」と書きます。
日本と台湾のみの分布だそうです。
日本では本州中部(福島県)以南~九州まで分布します。
大きいものは50メートルを越し、径2.5メートル程にもなるそうです。

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葉裏の白い気孔帯がY字状あるいは亀甲状になっているのが特徴です。

樹皮は褐色で、帯状に剥がれます。

乾燥した場所を好み、天然のものは尾根筋の岩場等に
見られるそうです。

ヒノキは、日本では高級建材ですね。
正しく使われたヒノキの建築では1000年を超える寿命を保ち、
とても耐久性が高いです。
樹皮も檜皮(ひわだ)葺として神社等に使われます。

ヒノキ科の植物です。

ボケ

きょうは、久しぶりに最高気温が二桁になるそうな・・?
暖かい日になりそうです^^。
実家にある「ボケ」に実が付いていたので、紹介しましょう。

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これは、庭に植えられた「ボケ」です。
日本に自生するボケは「クサボケ」といいます。

実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれたものが
「ぼけ」に転訛(てんか)したとも、「木瓜(ぼっくわ)」から「ぼけ」
に転訛したとも言われるそうですが・・確かに実は瓜みたい?!

実は去年からの実だと思います。
花はいつもは3~4月に咲くのですが、気が早くもう咲いていました。

葉よりも先に花が開きます。
花の色は朱赤や淡紅。その他、白や白と紅の斑などがあります。

庭植えの他、盆栽にも使われますね。
中国原産で平安時代に渡来した帰化植物です。
暖地を好みます。

バラ科の植物です。

ツタウルシ

今朝は雨も上がり、猿投山が姿を見せてくれました^^v
風もややあり、風に舞って落ちた赤い桜の葉が綺麗です。

さて、先日、里山を歩いていたら、遠くに紅葉が見えました。
何の紅葉だろうと近づいていくと・・
「ツタウルシ」が木に巻きついていたのでした。

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北海道~九州に分布する落葉のつる植物です。

下からアップで・・。

葉は3枚の小さい葉がひとつになるのが特徴です。

気根を出して他の木の幹をよじ登ります。

とても美しい紅葉ですが、かぶれるので要注意。

ウルシ科の植物です。