ナンキンハゼの花

スーパーに出かけたら、お盆のせいか、駐車場から
混雑していました(;´д`)ゞ
台風の影響か?風が結構強く吹き、ベランダの植物を
早めに移動させました。
きょうは時期が半月ほど遅れてしまったのですが、
「ナンキンハゼの花」をお届けしたいと思います。
「南京櫨」と書きます。
かつて、ハゼノキの代わりに蝋を採るために栽培された
中国原産の木ということで名付けられました。
5~15メートル程の落葉高木です。
真ん中の木です。↓

よく見ると、花が咲いていました。
枝先に長さ6~18センチ程の総状花序を出し、
黄色の小さな花をたくさん付けます。↓

花序の上部に多数の雄花、基部に0~数個の雌花が付きます。
上の写真では少しわかりにくいのですが、雌花は3ミリ程の
柄があり、もう青い実を3~4個結んでいます。

雄花↑は長さ2~3ミリの柄があり、ガクは皿状で3浅裂し、
2~3個の雄しべがあります。(ボヤケた写真ですみません(^_^;)ゞ)

雄花も雌花も花びらはなく、雄花と雌花のどちらかが先に咲き、
もう片方が後から咲きます(雌雄異熟)。
雄花と雌花の開花の順序が木によって異なり、雄性先熟の木と
雌性先熟の木があるということです。

花期は6~7月です。
トウダイグサ科の植物です。

併せて読みたい過去記事はこちら→ナンキンハゼの実

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オシロイバナ

随分ご無沙汰してしまいました~(>_<);
三連休済んできょうからお仕事という方も、
また、お盆休み中の方もいらっしゃると思います。
連日猛暑続きのこちらですが・・、今月は棚経、
お墓参り、お施餓鬼等、お寺と関係深い八月です。
昨日、車窓から結構大きなムクゲの木から、もう、
花びらがいっぱい落ちているのを見ました。
先日行ったお墓参りでは日傘を差していても、
ドーッと顔から(-_-;)が吹き出し、お化粧もすぐ
剥げ落ちて困ってしまいました~(;´д`)ゞハァァ。。

きょうは「オシロイバナ」をお届けします。
黒い種の中に白い粉状の胚乳があることから、
「おしろい(白粉)花」と名付けられました。
下の写真右下に黒い種が見えていますネ。↓

花は夕方4時頃から開きます。なので英語ではFour o’clock、
中国語では洗澡花(お風呂に入る時間から)、
煮飯花(夕飯の時間から)などと呼ばれるとか・・。

南アメリカ原産で江戸時代始めに渡来しました。
漏斗形の美しい花なので、観賞用に栽培されますが、
広く野生化もしています。

花径は3センチ程、筒の部分は細長く5センチ程あります。
花びらに見えるのはガクです。
雄しべ5本と雌しべ1本が、花から突き出ます。
茎は細めですが、節の部分だけ膨らんでいて丈夫です。

夜間に開き花筒が長いので、主にスズメガが吸蜜して
いるようです。
夕方に開いて翌日の朝方に閉じてしまいます。
開花期は6月~10月です。
黄色や白の他、ピンク色、絞りなどの花色があります。
オシロイバナ科の植物です。

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ヤブガラシの花

今朝、水やりから始まって家事が終わってから、
やっと暑中見舞いを書きました。
あとは投函するのみ。
ラインの人にはもう出したのですが・・(^^;)。

きょうは「ヤブガラシの花」をお届けします。
藪を枯らしてしまうほど繁茂するから名付けられました。
葉の変化した巻きひげで巻きついて登る、つる植物です。
別名「ビンボウカズラ(貧乏蔓)」といわれ、
毛嫌いされているようです。
でも、花はユニークで可愛いです。

葉は互い違いに付き、葉表は無毛。
葉の縁は波状のギザギザとなっています。
茎には陵があり、やや赤色を帯び、毛が散生しています。
花びらは薄緑色の僧帽形で普通は4枚、早くに脱落して
しまいます。
はじめ花床はオレンジ色で雄しべが4本立ち上がり、
その後、花床がピンク色に変わって雌しべが一本伸びます。

オレンジ色の花床の周りに薄緑色の花びらが4枚
見えますね。↓

蜜は花盤と呼ばれる雌しべの基部から分泌され、
蟻やハエや甲虫やハチの類が、いっぱい立ち寄ります。

北海道、本州、四国、九州、沖縄に分布します。
ブドウ科の植物です。

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