ボタン

ベランダのレモンに赤い蕾が付きました。
平成時代もあと一日を残すのみですね・・。
さて、きょうは・・一週間程前に喫茶店で出逢った
「ボタン」をお届けしたいと思います。
「牡丹」は大きく艶やかな花姿は、1輪あるだけで
気品と風格を漂わせますが、数本も大ぶりの花器に
生けられており、豪華でした。

「富貴花」、「花王」とも言われ、直径20センチにもなる
圧倒的な存在感のある花です。
中国北西部原産の低木です。
根皮が「牡丹皮」と呼ばれる漢方薬として用いられます。

我が国には奈良時代に渡来したという一説があり、
平安時代以来、宮廷や寺院で観賞用として栽培されましたが、
江戸時代になると庶民の手に移り、元禄、宝永の頃、
爆発的に流行したらしい。

よく似ているように見えるシャクヤクは、一般に
牡丹より遅く初夏に開花します。
葉は艶がなく、小葉の切れ込みがあります。
ボタン科の植物です。

「牡丹散りて打ち重なりぬ二三片」 与謝蕪村

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ヤマモモの雄花の蕾

連休2日めの日曜日、、風はおさまりましたが、
曇り空で少し寒く感じます。
スーパーへ買い物に行ったらレジは長蛇の列・・(^^;)。

きょうはスーパーの敷地内で植栽されていた
「ヤマモモの雄花の蕾」をお届けします。
10日程前に撮ったものです。
蕾は鮮やかな紅色でした。↓

開花すると地味な色になります→ヤマモモの雄花

樹皮は灰色で、若木では平滑、老木では縦に浅く
裂けます。

公園や大きな庭に植えられることが多いです。
関東地方以南の本州、四国、九州、沖縄、小笠原諸島に
分布します。
ヤマモモ科の植物です。

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イロハモミジの花

きょうから10連休の方もいらっしゃることと思います。
朝から10連休関連のニュースが流れています。
風が強いので、猿投山の姿が窓からくっきりと見えます。
数日前から昔、友人から頂いたキンギアヌム
十数年ぶりに花を咲かせてくれています。
先日のこと、車で出かけようとしたら、ケヤキの花が大量に
駐車場に落ちていて・・・
特にフロントガラスに花が粘液と共にへばりついていて、
前が見えないほど・・(>_<)。
早速、洗車しましたが、今年は特に大量に落ち、洗ってる
最中にも上から細かい花がすぐに落ちてくるので、
いたちごっこです・・(^_^;;)。

きょうは、ケヤキが大量の花を落とすちょうど今頃、
花を咲かせる「イロハモミジの花」をお届けします。
落葉高木です。
若木の樹皮は緑色でなめらかですが、
成木の樹皮は淡灰褐色で、縦に浅い割れ目が入ります。

新芽を覆っている紅い鱗片葉がきれいです。
若芽はまばらに軟毛がありますが、後に無毛になります。

葉は4~7センチ程で縁にギザギザがあります。
葉は5~7裂しています。新芽時に葉先が紅に染まります。
新葉の展開と同時に開花するイロハモミジ。
5ミリ程の小さな赤色の花がたくさん付いています。
枝が赤で、花の付いている枝(花柄)や葉先が赤、
5個のガクも花びらもまでも赤いです。

雌雄同株で、通常一つの花序に両性花と雄花が混生します。
花びら、ガク片共に5個あります。
外側の暗紫~赤紫色をしたものはガクです。
花びらはクリーム色で目だちません。
雄花は8個の雄しべだけがのびています。
葯は紫色です。
両性花は短い雄しべを持ち、雌しべは1個で、
花柱は先が2裂し、外に曲がっています。

本州(福島県以西太平洋側)、四国、九州に分布します。
ムクロジ科の植物です。

過去記事はこちら→イロハモミジ