梅雨の中休み、久しぶりに散歩に出たら、曇り空にアガパンサスの
花が咲いているのに出逢いました。
マンションのアガパンサスは蕾がやっとほころびかけてきたところです。
少し行くと、道端にザクロの花殻がたくさん落ちていました。
上を見上げると艶やかな緑の葉に朱赤のザクロの花がそこここに・・。
きょうは「ザクロ」の花をお届けしたいと思います。
「石榴」、または「柘榴」と書きます。
ザクロはペルシャ北部の「安石国」からシルクロードを通って中国に
伝わり、形が瘤(こぶ)に似ていることから「安石瘤」と呼ばれました。
それを略して「石瘤」となり、さらに字を変えて「石榴(せきりゅう)」
としたようです。「 石榴(せきりゅう)」が訛って「ザクロ」に
なったとか?・・^^;
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
葉には艶があります。
開きかけた蕾もありました。↓
開いた花・・
6枚の花びらがあります。↓
花の真ん中には黄色い雄しべがたくさんあります。
ガクは朱赤で肉厚、浅く6つに裂けた筒状です。↓
ガクを裂いて見たら、雄しべの花糸は朱赤、葯は黄色、
無数の雄しべの元の方に雌しべらしきものが1つ見えました。
原産地はイラン、地中海沿岸から西アジアが主産地で、
日本へは平安時代に中国から伝えられたようです。
ザクロ科の植物です。
過去記事はこちら→ザクロの実
虫とかお好きな方はこちらへもどうぞ→
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