ムクロジの実

秋もすっかり深まり、朝晩かなり冷え込むようになってきましたね。
時々散歩するルートにムクロジがあります。
きょうは「ムクロジの実」をお届けします。
「無患子」と書きます。
患う子どもが無いという意味のようです。

直径は1.5~2センチ程、ちょっと前までは緑色だった実が、
今は琥珀色になっています。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

果皮はサポニンを含み、水を泡立てる働きがあるので、
かつては石鹸として洗濯などに利用されていたそうです。
果皮を剥ぐと、真っ黒な種子が顔を見せるそうです。

実をとってみたいのですが、高さ15~20メートルにもなる落葉高木
なので、実がとれる位置にありません^^;

(上の写真の右の深緑の葉はビワの葉です。)

実の中に1個入っている種子はとても堅くよく弾むので、羽子板の
羽根の玉に利用されたり、また数珠にも利用されるそうです。

雌雄同株です。

本州中部以西から四国、九州、沖縄の山地に分布します。

ムクロジ科の植物です。

7 Replies to “ムクロジの実”

  1. 森のどんぐり屋さん、こんにちは。
    私も中の黒い種を手にとってみたいのですが・・なにせ高木だし、落ちても拾えなさそうな所にあるので・・^^;

  2. もう明日から師走ですね~、早いなぁ~。
    羽子板の玉になる羽なんですね♪
    名前も、患う子が無い・・・なんて、子どもの無病息災を願うようで、
    縁起も良さそう^^

  3. miniさん、本当に時の経つのは早いですねぇ~^^;
    ムクロジ、漢字はムズカシ~けど、オモシロソ~な実です^^

  4. 知り合いが送ってくれたムクロジを、陽に当てていたら乾燥してきました。たくさんあるのでお送りできます。
    封筒で送れるので簡単です。
    中の黒いタネも見れますよ!!
    よかったらメールを下さいませ。お待ちしています♪

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