メハジキ

朝起きた時から、結構、雨が降っています。
鳥の声も聞こえません。

きょうは「メハジキ」を紹介したいと思います。
「目弾き(めはじき)」と書きます。
昔、子どもがこの茎をまぶたに貼って目を開かせて遊んだことから
名付けられたそうです。

この写真は去年10月下旬の午後4時半頃、林の縁で撮りました。↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

次の写真は今年10月下旬のお昼ちょっと前、林道脇の崩壊地で
撮りました。↓

高さは1メートル程、茎はまっすぐ伸び、四角で、細かい毛が
生えていました。

上から見ると葉が十字状に出ていて、上の方の葉は細長く、
下の方の葉は3つに深く裂けていました。
下の方の葉↓

花は唇形で淡紅色でした。

黒い実が付いているのもありました。↓

花期に全草を刈り採り日干しにして乾燥したものは、益母草
(やくもそう)といいます。母の益になる薬草という意味があり、
中国では古くから子宝の薬草、婦人薬として利用されてきたそうです。
そう言えば、韓国ドラマ「イ・サン」にも益母草が出てきましたね^^。

本州から琉球に分布しているそうです。

シソ科の植物です。