オケラ

秋の長雨か?はっきりしないお天気続きですね。
桜やケヤキも雨の歩道に黄色の葉を落としています。
そんな中、今朝、ケヤキにコゲラの姿を発見!^^

さて、きょうは「オケラ」を紹介します。
動物でなくて、植物の「オケラ」ですヨ。
京都の八坂神社では、オケラ祭りが毎年行われますが、
その時、焚かれる、あの「オケラ」です。

古名は「ウケラ」で、万葉集にも詠われているそうです。

根茎を白朮(びゃくじゅつ)といい、漢方薬に使われます。
また、お屠蘇にも白朮が用いられます。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

↑上はまだ、蕾のもの・・。
高さは60センチ程でした。

葉は互い違いに付いていて、やや硬めで、縁のギザギザは細くて鋭い。
花と葉の間には、花を包むように、魚の骨状の葉?がありました。
そして、下の方の葉は違う形をしていました。↓

雌雄異株だそうです。

本州~九州の日当たりのよい山に分布しているそうです。

キク科の植物です。

若い芽は食用となるようで、「山でうまいものは
オケラにトトキ(ツリガネニンジン)」といわれるそうです。

参考→ツリガネニンジン

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2 Replies to “オケラ”

  1. お花も鮮烈で新芽は美味しいなんて
    すごいですね
    びゃくじゅつという字もなんだか
    漢方薬っぽいです。
    お屠蘇いただくときはこれからは
    白いお花と魚の骨を思い描けます

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