ヒゲケマルバスミレ

こちらは雨模様・・。
近所の公園ではサクラにとって代わって、今はヒトツバタゴ
(ナンジャモンジャ)が咲き、雪を被ったような白い花が満開です。

さて、里山の林の縁に白いスミレが群生していました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

私には初めて見るスミレでした。
古くから愛されてきたスミレの仲間は国内だけでも何十種類もあり、
見分けるのも結構大変です・・ふ~(^_^;;)。

マルバスミレか?と思ったのですが、側弁の基部には毛が
生えていたので
「ヒゲケマルバスミレ」としました。

きょうは「ヒゲケマルバスミレ」をお届けします。
「髭毛丸葉菫」と書きます。

花は白色で下の花びらには紫色の筋が入ります。
柱頭はカマキリの頭のような形です。

葉は丸みのあるハート形で2〜4センチ程。
葉の縁には丸みのあるギザギザがあります。
葉の両面と葉柄にも毛が生えていました。

距の部分は太めで長く、先がふっくらしており、
上に反り上がり、淡紫色を帯びています。
ガク片にくっついているところは、切れ込んでギザギザした形に
なっていました。

4月上旬~5月上旬頃に花が咲きます。

北海道、本州、四国、九州に分布します。

スミレ科の植物です。

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