マンションの椿や沈丁花もほとんど終わり、花壇のチューリップ
も終盤となりました。
でも、例年より遅めですが、ケヤキの黄緑色の新葉がふき、
とても美しいです。
さて、先日行ったスーパーの駐車場のコンクリートの割れ目に、
地味ですが、可愛いノミノツヅリの白い花が咲いていました。
きょうは「ノミノツヅリ」をお届けします。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
「蚤の綴り」と書き、綴りとは短衣のことを指すそうです。
その小さな葉をノミの衣服にたとえたものだそうです。
乾燥した日向を好み、最初は横に這いますが花が咲く頃には
立ち上がり、
節ごとにそれぞれに葉を向かい合って付け、
次第に大きな株になります。
花は直径7ミリ程で、鋭く尖ったガクよりも少し花びらが短い。
茎は細いが堅く、細かな下向きの毛があります。
葉は長さ3~7ミリ程、幅は1~5ミリ程で葉柄がなく、先端は尖り、
表面には毛があります。
ナデシコ科の植物です。