アメリカスミレサイシン

桜も雨の中、何とか入学式までもってよかったです。
桜の木の下は一面ピンクの絨毯が敷かれたようになり素敵でしたが、
今はソメイヨシノもほとんど葉桜になりつつあり、最後の花吹雪の
数枚が車の窓に名残をとどめているばかり・・。

さて、3日ほど前、街の閉鎖したレストランの前を通りかかったら、
すぐ前のコンクリートの割れ目にスミレを発見!

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

葉はハート形で縁にギザギザがあり、濃い緑色をしています。
距(きょ:横から見ると花の後ろに出っ張った部分)は太くて短めです。

花をアップにして見ると・・↓

花の周辺部の色は白く、中心部は青紫色の縦筋が四方に走っています。
この、白色の花びらで中心が紫色のものを”プリケアナ”と言う
のだそうです。

ビオラ・ソロリア (=アメリカスミレサイシン Viola sororia Willd.)は
北アメリカ原産で、 日本へは明治時代に渡来し、 逸出したものが
一部で野生化しているようです。

ご本家の北米ではよく栽培されている植物で、その名も
common blue violetと呼ばれ、北米の代表的なスミレだそうです。
イリノイ、ロードアイランド、ニュージャージー の3州では、
この花を州花にしているそうです 。

スミレ科の植物です。

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