トウワタ

2月もはや明日で終わり、日々、草木の芽生えや日差しに
春の気配を感じられるようになりました。
もうすぐ春ですね~♪

さて、きょうは「トウワタ」をお届けします。
「唐綿」と書きます。
原産地は南アメリカで、我が国へは1842年(天保13年)に渡来し、
長い絹状の毛をもつ種の姿からトウワタ(唐綿)と名付けられました。

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高さは50~100センチ程で、細く長い葉が向かいあって付いています。
そして、その次の対は前の対と90°の角度を作って付き、
真上から見て十字形になるので、これを「十字対生」と呼びます。

6~9月に開花します。
花は朱色の花冠(複数の花びら)が5裂して後方に反り返り、
山吹色の副花冠(花びらの内側にある弁状の付属物)が
帽子のように上にあります。

耐寒性がないため、秋~春は温室で管理します。
この写真は温室で撮りました。

茎に傷をつけると白い汁が出ます。

ガガイモ科の植物です。

ウメ

あちらこちらでウメが咲いています。

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花色は白ですが、ガクは赤い品種のようです。
実家で咲いていた梅の花です。↓

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白ばかりでは寂しいので・・
速水御舟の梅をどうぞ(*^o^*)

関連過去記事はこちら→ウメの実

カトレアの女

カトレアの女(ひと)は私にミセス・ハシモトという
ベゴニアをくれた人です。
日曜日に急逝してしまわれました。
とても美人で着物姿がよく似合い、サバサバした性格で、
筝の大師範でした。
本当に人の寿命はわからないものですね・・。
お花が大好きで、家ではベゴニアの他、カトレアも育てていました。

斎場では・・
白は胡蝶蘭に白バラ、カサブランカ、ポンポン菊、トルコギキョウ、
黄色はオンシジュームにユリ、キク、ピンクはスプレーカーネーション、
胡蝶蘭、キク、赤はグロリオーサにアルストロメリアなどなど・・
色とりどりのお花いっぱいのお別れでした。
向こうで親しい方たちと再会し、また、美しい筝の音色を
響かせて下さいね。
色々と有り難うございました。

               合掌

おまけ→カトレヤ
ミニカトレア