クラマゴケ

季節が進み、ハクモクレンが終わりがけとなり、モクレン
台頭してきました。
我が家のベランダではハナニラが満開で、チューリップ
蕾が上がってきました。
椿も次々と咲いています。
きょうは旧暦の3月3日なので、お雛様をしまいます。
お雛様の横に飾った桃の花も、サンシュユの花に替えましたが
そろそろ終盤です。来年までさようなら~♪
そして、今朝8時前に窓を開けたら、いきなり「ホーッ、ホケキョ!」
とウグイスの声が・・、今年の初鳴きを聞くことができました(*^^)v 。

さて、きょうは10日程前に行った伊吹野の続きです。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

ここで見つけた「クラマゴケ」をお届けします。
「鞍馬苔」と書きます。
鞍馬山で見つかったからクラマゴケと名付けられました。
コケという名が付いていますが、小型の常緑性シダです。

森のそばの民家の周辺の石垣の上に生えていました。

北海道、本州、四国、九州の低地~山地に分布します。

イワヒバ科の植物です。

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「サル」です。
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カテンソウ

午前中、春分の日、お彼岸の中日でお墓参りに行きました。
途中、車窓からはハクモクレンモクレン
ハナモモや
シデコブシの花が目に付きました。

さて、きょうは・・・きのうの続きをお届けします。
伊吹山山麓の野の木陰になんだか紫褐色がかった草が群がって
生えているのが目に飛び込んできました。

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「カテンソウ」でした。
「花点草」と書きます。
和名は意味不明です(^_^;)。
高さは10~30センチ程。
光沢のある葉は互い違いに付き、長さ、幅とも1~3センチ程の
扇状卵形で、縁に鈍いギザギザがあります。

雄花が付いていました。
上部の葉の葉腋につき、花柄があります。
紫褐色の雄花の花びらは5個、雄しべも5個あります。

葉の裏、葉柄も紫褐色がかっています。
葉柄の付け根には一対の托葉があります。
アップの写真がなくてすみません(^_^;)。

本州、四国、九州 に分布します。

イラクサ科の植物です。

アズマイチゲ

きのう、思い立って、伊吹山山麓へ出かけました。
三連休の初日のことを忘れ、かつ、遅く出たので、行きは
かなりの渋滞でホトホトまいりました~★(T_T)。。
でも頂上が冠雪した伊吹山を見たら、イヤなこともぜ~んぶ
吹っ飛びました\@^o^@/

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ワクワクして車を走らせていき、雪がまだ残る山裾に
「アズマイチゲ」を発見!
「東一華」と書きます。
「東」は関東を意味し、「一華」はイチリンソウ属の花の一名で、
花が茎の先に1つだけ付くことからきているそうです。

草丈は15~20センチ程です。
お昼ちょい過ぎに撮影したのですが、寒いせいか開いていたのは
チラホラあっただけで、蕾や半開きのが多かったです。

ネコノメソウとのコラボ↓

蕾↓

白い花は3月から5月にかけて茎の先に1つ咲きます。
径3~4センチ程の花びらに見えるものはガク片です。
雄しべは多数あり、その真ん中に黄色の雌しべも多数あります。

花糸の根元まわりが紫色をしていました。
茎につく葉は3出複葉で3枚が輪生し、先が垂れ下がるように
付いており、小葉の形は卵形で、先はギザギザになっています。

根生葉は2回3出複葉で、葉の先は鋭くないです。

北海道、本州、四国、九州に分布します。

キンポウゲ科の植物です。