二十世紀名花百撰見立競

昨夜遅くから雨の音、きょうは一日雨だそうです。
きのうはメジロやシジュウカラの姿も見えたのですが、
今朝は鳥の声も聞こえてきません。
きょうは、暮れに片づけものをしていたら出てきたお宝?を
紹介します。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

なつかしい~!
多分?名古屋園芸でもらったのかなぁ~定かでない^^;;

この「二十世紀名花百撰見立競」は2000(平成12)年の春、
21世紀を前に「趣味の園芸」の小笠原左衛門尉亮軒氏と米村浩次氏、
岩佐吉純氏、小笠原誓氏は、江戸の好事家にならって、楽しみながら
作られたものだそうです。
20世紀の園芸を語る植物120余を並べた「花の番付」です。

もらった表は、印刷位置がズレ、下の方の印刷が途中切れに
なっているのが残念ですがネ・・^^;。

表の一番上、東西の両横綱はバラ’ピース’とユリ’カサブランカ’
とあり、そして、これと肩を並べる大関(上段右から2番目)に
シンビジウム・メロディーフェア’マリリンモンロー’
(Cymbidium Melody Fair ‘Marilyn Monroe’)
と書いてあります。

‘マリリンモンロー’は1967(昭和42)年、東京農業大学講師の
三浦二郎氏(故人)と一緒にカリフォルニアのナーセリーから
購入した実生株のなかの一つだそうです。
発表は73年、苗の販売は74年、店頭での販売は78年だったとのこと。
1973(昭和48)年に創刊された「趣味の園芸」でも、ふっくらとした
やさしいピンクの花でとても人気があり、当時、日本中で愛された花
だったようです。
日本が経済大国として繁栄を謳歌した70~80年代、栽培技術の進歩で
ランは身近な存在になり、シンビジウム人気も急上昇し、
‘マリリンモンロー’はその中心だったそうです。

昭和の一世を風靡した名花’マリリンモンロー’一度、見たいです^^。

ちなみに横綱のバラの’ピース’は3年程前まで実家の庭に
ありました↓。

大きくて立派な剣弁咲きの黄色のバラです。

最初は黄色に花びらの縁にピンクの覆輪があったのですが、実家の
両隣が二階建てにされ、どうもその頃から黄色一色になってしまった
ようです。ピンクの覆輪は日照が足りないと出せないとのこと・・。

それでもピースは父が大好きだった黄色のバラでした。
私にとっても、思い出深いバラでした。
長いこと、楽しませてくれて有り難う・・と言いたいです。

2 Replies to “二十世紀名花百撰見立競”

  1. これが江戸時代のものだったらお宝だったのにねヾ(^^;)ナイナイ
    印が付いているのがありますがfabさんの家にある花だったのでしょうか。
    花にも結構流行り廃りがありますよね、小さいころ見ていたヒヤシンスやヒャクニチソウなんてあまり見かけなくなりました。
    バラやユリは今でも定番でしょうが栽培種の名前までは覚えづらい、と言うか殆ど覚えられない(^^;)
    ちなみに野草を見るようになってから栽培種はちっとも美しいと思わなくなったσ(^_^)

  2. 平家蟹さん、こんばんは。 私もやはり野の花が一番美しいと思いますが、
    何せ欲深く、なかなか悟りの境地には至らず、バラなども捨てがたくて困ります(^^;)あはは~。

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