キジョラン

道端に生えてたハゼランに蕾が付いていました。
ベランダでもう一種類のデンドロ、ピンクにリップが
白色のが10個ほど咲いてきました。

きょうは高尾山にあった「キジョラン」をお届けします。
「鬼女蘭」という和名は、この実の種の白い毛が
鬼女の白髪を連想させることから名付けられました。

高尾山を登っていくと、遠くにキジョランの葉が
見えました。↓

途中の林縁にも生えていました。
常緑でつる性です。
葉は3~6センチの柄があり、向かい合って付いています。

葉は緑色で、径7~14センチ程の円形で先が尖ります。
葉の質は厚く、表面には光沢があります。
葉裏は白緑色です。

有毒で、茎を傷つけると白い乳液が出ます。
アサギマダラの幼虫の食草です。

本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄に分布します。

花期は8~9月。
今回は花もなかった時期でしたので、いつか花も実も、
また名前の由来のある種の弾けるところも
是非、見たいと欲を出している私です(^┰^)ゞ

APG分類でキョウチクトウ科の植物です。

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ミミガタテンナンショウ

ここのところ、昼間は気温が高く、アイスクリームを食べてばかり(^_^;)ゞ。
タチアオイアカンサスの花が咲いてきました。
ザクロの花も咲きはじめました。

きょうは高尾山にあった「ミミガタテンナンショウ」を
お届けします。

これは葉に斑入りがある「ミミガタテンナンショウ」の
ようです。
「耳形天南星」と書きます。
筒状の花びらのように見える仏炎苞の口部分が、
耳たぶ状に張り出しているので、名付けられました。
花はもう終わったのか見当たりませんでした。

葉の縁に不規則なギザギザがあります。

花期は4~5月。
本州(東北地方・関東地方・山梨県)・四国(南西部)に分布します。
サトイモ科の植物です。

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ツクバキンモンソウ

最近、近所では園芸種のヤマボウシを植えている
お宅が増えているように思います。

4月末に上京した折にはツツジが見頃でした。
東京ではベニバナトチノキの街路樹が目立っていました。

きょうは高尾山にあった「ツクバキンモンソウ」を
お届けします。
「筑波金紋草」と書きます。
キンモンソウとはニシキゴロモの別名で、筑波山で
最初に見つかったので、そう名付けられました。
主に日本海側で見られるニシキゴロモの変種だそうです。
初見の花です。

高さは5~15センチ程です。
茎は紫色を帯びて立ち上がります。
葉は向かい合って付き、葉表は葉脈が濃紫色になり、
毛が散生し、光沢はありません。
葉の縁に波状のギザギザがあります。

淡紫色~白色の花は1センチ程の唇形で、
葉腋に2~6個ずつ付きます。
上唇はごく浅く2裂し、普通は長さ1ミリと短いです。
下唇は3裂して大きめです。

花期は4~5月。
本州(主に太平洋岸)と四国に分布します。
シソ科の植物です。

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