ツチイナゴ

きょうは午前中はいいお天気でしたが、先ほどから今にも
降り出しそうな気配に・・。
ありゃ、とうとう降り出してきました(>_<)

さて、先日、里山の草叢の中から大きめの茶色のバッタが・・。
最初、クルマバッタモドキかな?と思ったのですが、調べてみたら、
どうやらツチイナゴの成虫(♀)のようです。

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「こんにちは~。」
「あなたはどなた?」

大きさは5センチ程でした。

トレードマークの涙目、体もやや毛深いです。

本州以南に分布し、成虫で越冬するそうです。

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ツチイナゴの幼虫

ツチイナゴの幼虫 その2

ツタウルシ

今朝は雨も上がり、猿投山が姿を見せてくれました^^v
風もややあり、風に舞って落ちた赤い桜の葉が綺麗です。

さて、先日、里山を歩いていたら、遠くに紅葉が見えました。
何の紅葉だろうと近づいていくと・・
「ツタウルシ」が木に巻きついていたのでした。

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北海道~九州に分布する落葉のつる植物です。

下からアップで・・。

葉は3枚の小さい葉がひとつになるのが特徴です。

気根を出して他の木の幹をよじ登ります。

とても美しい紅葉ですが、かぶれるので要注意。

ウルシ科の植物です。

ケヤマウコギ

先日、きのこの観察会に出かけ、きのこを探している時に偶然
見つけた黒い実、きょうはこの「ケヤマウコギ」を紹介します。
「毛山五加木」と書きます。
葉に毛が多く、山にあるウコギなので名付けられました。
茎に刺があり、その幅が広くて大きいため、別名オニウコギとも
呼ばれるそうです。

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これは高さ1.5メートル程でしたが、3メートル程になる落葉の低木です。

葉の両面、特に裏面に細かい毛が多く、ざらついていました。

球形の実は直径2~3センチ程でした。

葉は掌を開いたような形で5枚でひとつの葉からなり、長い柄があり、
葉の縁にはギザギザがあります。

茎に扁平な刺がまばらに生えるそうですが、写真↓右上のがそうかな?

北海道~九州の山地の林内に生えるそうです。

ヤツデカクレミノと同じ、ウコギ科の植物です。