ダイダイ

先ほど帰宅して窓を見たら、やっと猿投山が顔を出しました。
2時間ちょっと前まで、霧が出て、運転もし辛い状態でしたが・・。
道路の真ん中をセキレイっぽい鳥が歩いていましたが、
きょうに限ってカメラ携帯せず・・(泣)

きょうは「ダイダイ(橙)」を紹介します。

実が冬を過ぎても木から落ちずに、2~3年は枝に付いて
いることから「だいだい」と名付けられました。
名前が「代々」に通じることから縁起の良い果物とされ、
鏡餅等の正月のお飾りに用いられますね。

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ヒマラヤ原産で古くに中国から渡来した常緑樹です。
厚い葉は互い違いに付いています。
柄には翼があります。

酸味や苦味が強いため、直接食べるよりも、マーマレードや
ポンズ調味料として利用されます。

また、実の皮を乾燥させものを橙皮(とうひ)、未熟果実を
乾燥させものを枳実(きじつ)といい、漢方として利用されます。

ミカン科の植物です。

そういえば、さっき友達からもらった柑橘は甘夏?はっさく?
少ししたら、また出かけねばなりませんので、帰ってきてから
とくとお味見することといたしましょう^^。

ボケ

きょうは、久しぶりに最高気温が二桁になるそうな・・?
暖かい日になりそうです^^。
実家にある「ボケ」に実が付いていたので、紹介しましょう。

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これは、庭に植えられた「ボケ」です。
日本に自生するボケは「クサボケ」といいます。

実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれたものが
「ぼけ」に転訛(てんか)したとも、「木瓜(ぼっくわ)」から「ぼけ」
に転訛したとも言われるそうですが・・確かに実は瓜みたい?!

実は去年からの実だと思います。
花はいつもは3~4月に咲くのですが、気が早くもう咲いていました。

葉よりも先に花が開きます。
花の色は朱赤や淡紅。その他、白や白と紅の斑などがあります。

庭植えの他、盆栽にも使われますね。
中国原産で平安時代に渡来した帰化植物です。
暖地を好みます。

バラ科の植物です。

ツルドクダミ

きょうは「小正月(こしょうがつ)」ですね。
昔は神社のそばに住んでいたので、「どんど焼き」(左義長のこと)
によく行ってましたが、ここんとこずーっとご無沙汰しています^^;;

さて、きょうのfabは「ツルドクダミ」をお届けします。
「蔓毒痛」と書きます。

人里の藪や市街地のフェンスにからむ、つる植物で、葉が
ドクダミの葉によく似ていることから名付けられました。

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葉は互い違いに付き、柄があり、長さは3~6センチで、
ハート形をしています。

花は9~10月に咲くようで、今はありません。

中国原産で、江戸時代に薬用として渡来した帰化植物です。

関東以西・四国・九州・沖縄の山野に野生化しているそうです。

2月頃になると葉の色が変わったのも見つけました。↓

ツルドクダミの塊根は”何首烏(かしゅう)”と呼ばれ、
漢方薬として使われているようです。

タデ科の植物です。