ミヤマナルコユリ

きょうは、深山という名が付いていますが、里山でも見られる
「ミヤマナルコユリ」をお届けします。

「深山鳴子百合」と書きます。

北海道~九州の山や里山の林内に生えます。

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高さは30~60センチ程です。

葉に沿って左右に白い筒状の花が分かれて付きます。

葉の腋から細くて長い茎を伸ばして花を付けています。

花の先端はほんの少ししか開かず、すぼまっているように見えます。

茎は稜(筋)があり、触ると丸くなく角張っています。

葉裏は白っぽいです。

ユリ科の植物です。

コツクバネウツギ

ここんとこ、どんよりした空模様が続いていましたが、
朝から雨になりました。
きょうは「芒種」のようです。
芒(のぎ)のある穀類の種を蒔く頃とのことですが、年々、
田植えも早くなり、ひと月前にはもう済んでいる所も多いとか・・。
私も先月ベランダで、食用になる植物、ネギとシソを初めて
蒔いてみたら、数日前から四葉になっています^^v

さて、きょうは「コツクバネウツギ」をお届けします。

「小衝羽根空木」と書きます。
ツクバネウツギより花が小さいので名付けられました。

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葉は向かい合って付いています。

ガク片は2枚、あるいは3枚です。

橙色の編み目模様がある花の中には毛があります。

静岡、福井以西の本州、四国、九州に分布しているそうです。

スイカズラ科の植物です。

アメリカキササゲ

雨が降り、窓を閉め切るとなんだか蒸し暑いですね・・。

きょうは在庫の中からのご紹介にします^^;

毎年見るのに花がなかなか撮れなかった「アメリカキササゲ」、
先日やっと撮れたものをお届けします。

「アメリカ木大角豆」と書きます。

果実の形が豆のササゲに似ているので名付けられました。

原産地はアメリカ南部、わが国へは明治末期に渡来したそうです。

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高さ5~12メートル程の落葉高木です。

葉には長い柄があり、向かい合って付いており、先端が短く尖ります。
秋には黄色く紅葉し、どんどん葉が落ちていくので、
その時期には、毎日、落ち葉掃きをしている姿を見かけます。

花はシャンデリアのように付き、綺麗なのですが、
咲いている時期が案外短いです。

遠目には白い花ですが、よく見ると、黄色と紫褐色の班が入っています。

ノウゼンカズラ科の植物です。