オグマサナエ

きのう、分離帯にシャリンバイの花が咲いていました。

きょうは連休中に行った里山に、もう姿を現していたトンボ、
「オグマサナエ」を紹介します。
花を期待していた方には、ごめんなさ~いヾ(^^;)

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4.5センチ程の大きさのトンボでした。

春先4月から6月頃まで見られるそうです。

平地や丘陵地の池沼や水田や溝等にいるようです。

このトンボも水辺のそばにいました。

「誰だい?私をジロジロ見てるのは~?(¬_¬)ジロッ 」
「ハヒっ!大変お騒がせしました、お邪魔さま・・m(_ _)m」

日本特産種で、長野、岐阜、愛知以西~九州まで分布しているそうです。

トンボ学者の小熊捍博士の名に由来しているそうです。

フタバアオイ

きのうツバメが低く飛んでいる姿を見たら、きょうは朝から雨・・。
五月のバラも風雨に打たれて首を垂れているのも・・。
きのうまでの夏日の暑さも、きょうは鳴りを潜めて・・。

さて、先日、山地の林の下にハート形の葉を見つけました。
「フタバアオイ」のようです。
きょうは「フタバアオイ」をお届けします。

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「双葉葵」と書きます。
茎が途中からふたつに分かれ、それぞれに葉を付け計2枚付けるので、
名付けられました。
この葉が3枚使われたデザインの「葵の御紋」は徳川家の家紋として
有名ですね。
TVの水戸黄門にも毎回 出てきますね^^。
また、別名は「賀茂葵(カモアオイ)」とも言われ、京都の賀茂神社の
葵祭りに用いられるそうです。

じゃ、花は?
ジャ~ン!「葵の御紋」の花は、これですよ↓

うわっ、地味!
そう、それがまたいいんですよ^^。
径1センチ程の花で、葉の下に隠れるようにひっそりと咲いています。
これは蕾のようです。蕾は可愛い鈴のような形ですね。

花びらはなく、蕾の下の部分のガク片は3枚あり、次第にそり返り、
しまいには、完全に反り返って、お椀を伏せたような格好に変身・・↓

こんなのも・・。

もう一枚。

艶があり、薄めの葉は長さと幅がほぼ同じくらいのが多く、
表面や縁に白く短い毛が生えています。
紫褐色の花の柄にも毛があります。

東北地方南部~九州の山地のやや湿った林に分布しています。

ウマノスズクサ科の植物です。

セキショウ

連休最終日、皆様いかがお過ごしでしょうか?
きょうは端午の節句ですね~♪
五月人形が催促するので?(笑)きのう柏餅などお供えしました^^;
皆さんはきょうショウブ(菖蒲)湯に入りますか?
我が家では毎年、ショウブ湯をたてます。
季節の気を感じるショウブを湯船に入れて、葉のいい香りをかぎながら、
ショウブの鉢巻をします。
これをすると頭がよくなるとか言われて、してましたが・・?(笑)
大昔はショウブの替わりに、同じく芳香のあるセキショウの葉を
湯船に入れていたそうです。
いにしえのならわしが現代にも少し形を変えて伝わっているのですね。

きょうは、その「セキショウ」をお届けします。
「石菖」と書きます。

岩に着生して生長し、形がショウブに似ていることから、
石の菖蒲(しょうぶ)で石菖(せきしょう)と名付けられました。

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林の中の流れの中に、ショウブより小型で葉も細いセキショウが生え、
淡黄色の細長い棒状の花が咲いていました。

更にアップでどうぞ↓

日本の各地の谷川のほとり等に自生しています。

芳香のある根茎は漢方にも用いられるそうです。

サトイモ科の植物です。