コニシキソウ

おととい、久しぶりに、こちらでは有名な老舗和菓子屋で
一服しました。
立礼式の茶席も併設されており、街中とは思えないほど、静かで
しっとりとした味わいのある所でした。
網代編みの天井から床の間に目を移すと、竹籠の花生には黄色の
オミナエシと濃いピンクのシュウメイギクが生けられていました。
さっそくお抹茶セットを頼みました。
「瀧津瀬」という葛饅頭や、桔梗を模った干菓子などが付いて
とても美味しかったです。
淡いピンクのシモツケが咲いている庭には、モンシロチョウが
来ていました。

さて、きょうは「コニシキソウ」をお届けします。
「小錦草」と書きます。

かんかん照りのアスファルトの割れ目に生えていました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

道端や畑、荒れ地に這って広がります。

葉は長さ5~15ミリ程。

葉の真ん中あたりに赤紫色の斑紋があるのが特徴です。

また、茎には白い毛が多いのも特徴だそうです。

ただ、ただ暑くて、花のアップを撮りそこねましたが、もう実も
できており、実の表面にも毛が生えていました。
実と花の写真がはっきり写せず、残念です。(>_<)

北アメリカ原産の帰化植物です。

トウダイグサ科の植物です。

ミズタマソウ

おととい、やはり月下美人が一輪咲きましたよ^^。
そして、おとといの午後4時頃に今年初めて「ツクツクボウシ」
の鳴き声を聞きました。
きのうは空き地で赤トンボ?の群れを見ました。
また、歩道に銀杏の実が落ちており、樹上に銀杏の実が
いっぱい付いていました。
午後4時の日差しにも秋の気配が忍び寄っていました。

さて、きょうは「ミズタマソウ」をお届けします。
「水玉草」と書きます。

実が球形で白毛が密生しており、これが水玉のように見える
ので名付けられました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

北海道~九州の山野の木陰に生えます。

高さは20~50センチ程です。

葉は向き合って付いています。

花や葉の付け根は赤味を帯びています。

ガクは2枚、ガクと直角に、真ん中で2裂した花びらも2枚、花びらと
直角に雄しべも2本、雌しべは1本です。

よく見ると、子房に鈎状に曲がった毛がたくさん生えています。

これに水滴が付くと、本当に水玉のようにきらきらっとして綺麗でしょうね~♪

アカバナ科の植物です。

ホドイモ

玄関にあるゲッカビジンがまたひとつ開花しそうです。
多分、今夜あたり?

きょうは「ホドイモ」をお届けします。

「塊芋」と書きます。

ホドイモのホドは塊のことで、地下の根が太くなり塊状のイモ
のようになるので名付けられました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

北海道~九州の山地の林縁に生えるつる性の植物です。

ちょっとわかり辛いですが、マメ科の植物だそうです。

長さ6~8ミリの花は曲がりくねっているのが特徴で、先端に
チラッと雄しべらしきものが覗いていますね。
雌しべはわかり辛くてすみません。^^;