モミ その2

今朝の猿投山は曇り空ながら、はっきり稜線が見えます。
山の上の鉄塔もくっきり見えます。
つい数日前まで真夏日ばかりだったのが嘘のよう・・
すっかり秋めいてきました。
長谷川きよしの歌、♪新しい秋のドレスも 作らなくてはならないし~♪
が思い出されました・・。

さて、きのうの続き・・^^、
モミの樹皮は赤褐色で・・皮が剥けたようにガサガサした表皮でした。

落ちていたモミの実を拾って帰ったので調べてみました。
家に着き、モミの実を取り出したら、うわ~っ、松脂でベタベタ~~↓

松脂がついてない所を探してアップ^^;↓

鱗片と鱗片の間に小さな三角形のヒレのようなものが見えますね。
調べたら、これは植物学の専門用語で苞鱗(ほうりん)というそうです。
写真の大きい方の鱗片は種鱗(しゅりん)というそうです。
思い切って2つに割ってみました↓

割れた下部分には、種がこのように収まっていました↑

上部分はこんなふう・・↓

これを横から見ると↓

更に鱗片を剥がしてみると↓

やはり、現場に落ちていたのと同じ形の鱗片でした。

種は写真では黒灰色っぽいですが、実際は深緑色に見えました。
種の形は独特で、専門的には倒卵形楔(くさび)形というそうです。
深緑色の種の皮を剥いたら、白い種が出てきました。
剥いてる途中、独特の芳香が漂っていました。
そして、そこから出た松脂のせいか、また手がネバネバになって
しまいました^^;

松の実に似ているような種だったので、連れ合いが口にしましたが、
えぐくて(→o←)ゞ 食べられなかったようです(;´ρ`)

この種をリスが喜んで食べ、よそへ排出してまた循環するのかな?

と思いつつ・・、きょうはここまで・・m(_ _)m。

次回に続く・・w

モミ 

秋分の日のきょうはきのうと大違いのお天気で、
朝から雷雨となり、気温も大幅に下がりましたね。

さて、先回の続き・・
やや暗い社叢を歩いていたら、見上げるようなモミ の木に
出逢いました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

木のそばにこんなものが落ちていました・・↓

モミの実でした。
14センチ程ある、まだ若い実でした。
誰かが落としたんでしょうね。
松かさのようにそのままの姿で自ら落下することはないそうです。
また、こんなものも・・↓

実の一片かな?
あたりを見回すと、あちらこちらにこの鱗片が落ちていました。
モミの赤褐色の樹皮を確認しながら、リスのしわざかな?と
思いつつ・・、きょうはここまで・・m(_ _)mペコリ。
この続きは次回のお楽しみに・・(~_~;)

マネキグサ

3週間ぶりに取材に行ってきました~♪
三河方面には午後着きました。
今週から、この三河で出逢った植物を紹介していきま~す〆(^∇^* )
きょうは、行きは素通りしてしまい(>_<)、帰り間際に出逢った
「マネキグサ」をお届けします\(^^;ナンデヤネン ?
ダッテ、”招き”ぐさダモン。。(^m^)ムフ

本当に漢字では「招草」って書くんですヨ。
花がおいで、おいで~ヘ(^o^ヘ)と手招きをしているような形から
名付けられたそうです(^_-)-☆

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

林縁の明るい草地に生えていました。
おいで、おいで~♪と手招きしてますか?
右に蕾も見えますね↓

高さは40~70センチ程です。

茎は4角形でシソ科の特徴をよく現し、結構丈夫そうでした。
葉は向かい合って付いており、縁にはギザギザがあります。
葉の裏は白っぽく、葉脈が浮き出ています。
葉や茎に毛がありました。

花は2センチ程の暗紅紫色の唇形です。
花の周りは白く縁取られ、おしゃれですネ(*^^*)

↑逆光でわかりにくいですが、雄しべ4本が
2本ずつに離れています。
本当は5本ですが、1本は退化しているそうです。
雌しべの先は2つに分かれています。
後姿は・・↓

神奈川県以西の本州、四国、九州 に分布しているそうです。

シソ科の植物です。