トキリマメの実

秋の雨が静かに降った一日でしたね・・。
きのう京都の和菓子屋の鬼まんじゅうで、鬼まんじゅうの上に甘く
煮た小豆が載っている、変り種の鬼まんじゅうを買って食べました。
まあ、おいしかったけど、私はやはりシンプルな鬼まんじゅうの
方がいいと思いました_(・_.)/ コケッ。

さて、きょうは「トキリマメ」をお届けします。
「吐切豆」と書きます。
名の由来は不明らしい。
別名はオオバタンキリマメというそうです。

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山地や丘陵地の林の縁に生えるつる性の植物です。

葉は3つの小さな葉からなっています。

大変よく似た タンキリマメとの違いは、
葉の付け根寄りに葉の幅のいちばん広いところがあることです。
また、葉は薄く、葉にある毛はまばらなことです。

パッと見、タンキリマメよりトキリマメの葉の方が、バランス的に
スマートな感じを受けます^^。

葉裏はこんなふうでした↓

これから季節が進むと赤いさやが茶色になり、実がはじけて、
中からぶらさがったような黒い種が出てくることでしょう。

関東以西の本州~九州に分布しています。

マメ科の植物です。

シロオニタケの幼菌

朝からシジュウカラやモズが元気に鳴いています。
おととい、また久しぶりに東三河の山にでかけることができました。
草木に混じってきのこもいくつか見られました。
きょうはきのこを紹介しようと思います。

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いきなりぼよよ~んと目の前に出現したような
強烈なインパクトがありました^^。

「シロオニタケ」の幼菌でした。
見た時は名前は知りませんでしたが、帰宅してPCを開いたところ、
偶然にもきのこ山書房さんのアーカイブから、
すぐに名前がわかりました。
きのこ山さん、どうもありがとうございますm(_ _)m

さて、このきのこは「オニタケ」(鬼茸)という名を
もらっているだけに、傘の表面にトゲトゲ?イボイボ?が
たくさんありますね。
愛嬌のある形の幼菌ですね^^。
方言で、”しろとっくり”ともいわれるそうです。

有毒きのこだそうです。

コケオトギリ

朝から雨が降ったりしてほとんど日差しのないお天気です。
こちらでは、まだ夏から咲いているサルスベリや、フヨウ、ムクゲ
など咲いていますが、ピラカンサの実もだいぶ赤みを増してきました。

さて、きょうは湿地の周りに咲いていた「コケオトギリ」を
お届けします。
「苔弟切」と書きます。
小型のオトギリソウ(弟切草)なのでコケとついているらしい。
オトギリソウの名前の由来は、いつかオトギリソウをアップする日
まで待っていてくださいね^^;

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丈は10~30センチ程です。

花びらは5枚です。

雄しべは5~8個あるそうです。

茎は四角張っています。
葉は丸っこく、向かい合って付いており、葉は茎を抱いています。
秋には紅葉するようです。

北海道西南部~九州の湿地や休耕田に生えるそうです。

オトギリソウ科の植物です。