ヤマハッカ

どんよりとしたお天気です。
台風の影響で、こちらは夜から雨になる模様・・。

さて、山の土手に紫色の花が群生していました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

近寄って見ると、ヤマハッカでした。
きょうは「ヤマハッカ」をお届けします。
「山薄荷」と書きます。
高さは60~90センチ程でした。
茎は四角く、毛が生えています。

葉は向かい合って付いており、縁に粗いギザギザがあります。
葉の表面には毛が生え、裏の葉脈上には毛が多いですね。

薄紫色の花は上の方で4つに分かれ、濃い紫色の
縦の線状の模様があります。
これがヤマハッカの特徴です。
よく似た花にイヌヤマハッカがあります。

舟型の花はキツネの顔に似ていませんか^^。

雄しべは4個ありますね。

ウラナミシジミがやってきました。

北海道~九州の山地に分布します。

シソ科の植物です。

トキリマメの実

秋の雨が静かに降った一日でしたね・・。
きのう京都の和菓子屋の鬼まんじゅうで、鬼まんじゅうの上に甘く
煮た小豆が載っている、変り種の鬼まんじゅうを買って食べました。
まあ、おいしかったけど、私はやはりシンプルな鬼まんじゅうの
方がいいと思いました_(・_.)/ コケッ。

さて、きょうは「トキリマメ」をお届けします。
「吐切豆」と書きます。
名の由来は不明らしい。
別名はオオバタンキリマメというそうです。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

山地や丘陵地の林の縁に生えるつる性の植物です。

葉は3つの小さな葉からなっています。

大変よく似た タンキリマメとの違いは、
葉の付け根寄りに葉の幅のいちばん広いところがあることです。
また、葉は薄く、葉にある毛はまばらなことです。

パッと見、タンキリマメよりトキリマメの葉の方が、バランス的に
スマートな感じを受けます^^。

葉裏はこんなふうでした↓

これから季節が進むと赤いさやが茶色になり、実がはじけて、
中からぶらさがったような黒い種が出てくることでしょう。

関東以西の本州~九州に分布しています。

マメ科の植物です。

シロオニタケの幼菌

朝からシジュウカラやモズが元気に鳴いています。
おととい、また久しぶりに東三河の山にでかけることができました。
草木に混じってきのこもいくつか見られました。
きょうはきのこを紹介しようと思います。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

いきなりぼよよ~んと目の前に出現したような
強烈なインパクトがありました^^。

「シロオニタケ」の幼菌でした。
見た時は名前は知りませんでしたが、帰宅してPCを開いたところ、
偶然にもきのこ山書房さんのアーカイブから、
すぐに名前がわかりました。
きのこ山さん、どうもありがとうございますm(_ _)m

さて、このきのこは「オニタケ」(鬼茸)という名を
もらっているだけに、傘の表面にトゲトゲ?イボイボ?が
たくさんありますね。
愛嬌のある形の幼菌ですね^^。
方言で、”しろとっくり”ともいわれるそうです。

有毒きのこだそうです。