街路樹のハナミズキの実がだんだん赤く色づいてきました。
川沿いを散歩していたら、葉に何やら白黒模様の蝶がいるのが
目に飛び込んできました。
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寄って見たら、ゴマダラチョウでした。
食草のエノキの葉裏に蛹の白い抜け殻がぶら下がっており、
どうも羽化したばかりのようでした。
びっくりしたような表情にも見えます。
ごめんね~^^;
きのうは台風のため、一日家に閉じこもっていました。
避難勧告も早々と出ましたが、幸い、避難せずに済み、
大きな被害はありませんでした。
今朝は台風一過の晴天ではなく、また雨が降りそうな気配も
していましたが、午後から強めの風が吹き、晴天になりました。
さて、先日、散歩途中の日当たりの良い道端で
「ヒナタイノコヅチ」を見つけました。
きょうはこの「ヒナタイノコヅチ」をお届けします。
「日向猪子槌」と書きます。
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普通にイノコヅチと呼ぶヒカゲイノコヅチよりも
がっしりした感じです。
草丈は50~80センチ程です。
茎は太く紫褐色を帯び、四角で毛が多いです。
葉は厚めで向かい合って付き、特に葉裏には
細かい毛があります。
秋になる実は苞(ほう)に刺があり、動物の毛や
衣服などに付着する「くっつき虫」になります。
本州~九州に分布します。
薬用にヒナタイノコヅチの根が利用されるようです。
ヒナタイノコヅチの根を乾燥したものを牛膝(ごしつ)といい、
漢方で使われるそうです。
また、新芽は天ぷらや和え物などにして食べられます。
ヒユ科の植物です。
日中は残暑が厳しく、まだゴーヤやミニバラをはじめベランダの
植物に毎日の水遣りが欠かせません^^;
きょうは、私の実家の庭に昔からある「ハラン」をお届けします。
「葉蘭」と書きます。
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庭に2箇所と勝手口に1箇所生えています。
日陰を好む植物です。
この幅広い大きな葉っぱは、おにぎりや遠足のお弁当、お寿司
などを作る時、いつも活躍してくれます。
葉に防腐防菌作用があるためですね。
葉は常緑で、薄いですが硬く艶があり、長さ50センチ程で、
左右は非対称です。
中国原産で江戸時代初期に渡来したそうです。
春に目立たない花が咲くそうですが、まだ見たことがありません。
葉の根元に咲き、繁った大きなハランの葉を押し上げないと、
見えないようです。
花も是非、見たいものです。
ユリ科の植物です。