薬草覚え書き

近所の藪では、白の八重咲きの名前不明の椿の他、
ピンク地に濃いピンク、縦絞り白覆輪で牡丹咲きの、その名も
「光源氏」という椿が次々と開花してきました^^。

昨日、「薬草利用の基礎知識」という講演会に行ってきました。
きょうはその中で心に残ったことを順不同につらつらと
書きちらしますので、御用とお急ぎでない方はどうぞお付き合いを・・。

☆薬草は古いことに値打ちがある。

大昔から臨床実験されてきた・・ゲンノショウコ、センブリドクダミ
そういえば、亡き父も、庭に生えた十薬(ドクダミのこと)を
日に干し、お茶にして飲んでいましたっけ・・。

☆くすり=草摺り(くさすり)
薬=草冠(くさかんむり)に楽で、草を楽しむ

☆薬草利用の歴史

野生のゴリラ等、500万年くらい前から薬草利用の歴史はあるそうです。
すンご~い!そんな昔から~w(゚o゚)w オオー!

その他、紀元前2000年頃、
楔形文字に刻まれた最初の薬草は hul gil よろこびの草
それはケシのこと。
シャーロクホームズの「もう一つの顔」のアヘン窟を思い出しました。

聖書に出てくる薬草としては「没薬(もつやく)」、ミルラともいい、
お香としての用途の他に、防腐剤としてミイラ作りに使われ、
その語源となりました。

古事記には「蒲黄(ほおう)」が出ているそうです。
「因幡の白兎」のお話ですね。
蒲黄はガマ、コガマ、ヒメガマの成熟した花粉を乾燥したものです。
ブログ内参考記事→
コガマ
ヒメガマ

我が家では到来物の薬草茶(ドクダミ+クワ+マタタビ+スイカズラ)や
自家製のウメ酒やキンカン酒等の薬用酒をたまに飲んでいますが、
皆様のお宅ではいかがでしょうか?
薬草風呂を楽しむのもいいですね。

「自然と先人からのいただきものを上手に使うために」という
サブタイトルもさることながら、教授のお人柄がわかる楽しい
講演内容でした。

おまけ:
(写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

↑これは「麦門冬」の地上部の写真です。
バクモンドウ(麦門冬)とは、ジャノヒゲの根をさし、所々、太く
紡錘形で、乾燥させて生薬として使います。

過去記事もご覧下さい。→
ジャノヒゲの実

椿の皿

こちらは午前中、名古屋ウィメンズマラソンのため交通規制が
あるので、只今TVで観戦中です。
最近は最高気温が一桁の寒さが続き、またダウンコートに逆戻り
しましたが、きょうは昨日より風が少なく穏やかなようなので、
午後から出かけようかなと思っています。
枝垂れ梅など見頃のようですが、近所でしどけなく咲いたスイセンや、
黄金色の花を付けたサンシュユダンコウバイ
捨てたものではありません。
日向にあるハクモクレンもほころんできました。

さて、マンションの椿はまだ蕾ですが、近所の藪の中の椿は次々と
咲いてきているので、きょうは椿の柄の皿を紹介したいと思います。

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椿が5つ咲き、真ん中近くに鳥の姿が・・。
皿の縁には上下に桃、左右に柘榴が描かれています。

側面にはこんな柄が・・↓。

お雛様

近所の藪に毎年咲く白い椿がほころび始めました。
きょうは雛祭り、信号待ちしていたら、着物姿の中年のご婦人
お三方が、とある懐石料理のお店へ入って行かれました。
風が少し強かったので裾を気にしていらしたのも、
着物ならではの風情がありますが・・(#^.^#)
「雛祭り熟女子会」かな?(笑)
いくつになってもお雛祭りは女の人には楽しいもの・・(*^^)v

そんなこんなで、こちら我が家のお雛様です。↓

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

毎年、色々なものをお供えします。
今年は・・↓

お雛様、少しお顔を見せてくださいな~(*^o^*)