アマドコロ

部屋の赤いコチョウラン、11月初めから次々と咲いては終わり
開いている花は数個のみ・・、あと、ずっと開かずじまいの蕾が
4つ残っていましたが、もうさすがに長いので、これで‎終わりかな
とあきらめかけていました。
ところがきのう一つ、そしてきょうまた一つ、蕾が2つ開きかけて
きました。うれしいことです^^。

さて、里山の林縁を歩いていたら、あらっ、白い花が目に付きました。
きょうはその花、「アマドコロ」をお届けします。

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「甘野老」と書きます。
根茎に甘味のあること、根茎の形がヤマイモ科のトコロ(オニドコロ)に
良く似ていることから名付けられました。
また、華道界で生け花によく生けられていますね。

茎は高さ30~60センチ程。
花は葉の付け根から1~2個ずつぶら下がっていました。

先が緑色を帯び反り返って開いた白色の筒状の花は長さ2センチ程。

花に先客がいました。
体長7~8ミリの黒い甲虫。
モモブトカミキリモドキの♂でした~^^v
ごめんね~、モモブトカミキリモドキ君!
どいてもらってありがと~m(_ _)m

葉は長さ6~11センチ程で、葉裏は白っぽかったです。

茎を指で触ると角張っているのがわかりました。
茎に稜(縦方向の筋状の出っ張り)があるのが特徴です。

北海道~九州の山野に分布しています。

ユリ科の植物です。

ヘメロカリス

大変ご無沙汰してしまい、すみませんでした~(汗)。
fabはこの5月で10年目を迎えました。
これもひとえに愛読してくださる皆様のおかげと感謝しております。
きょうからまた、どうぞよろしくお願い申しあげますm(_ _)m

さて、きょうは、先日咲いたヘメロカリス(去年11月に実家の庭から
持ってきたもの)をお届けします。
学名でもあるヘメロカリスの名前は、ギリシア語で「一日」を意味する
「へメロ」と「美」と言う意味の「カロス」の2語からできています。
花が一日しかもたないことから別名で「デイリリー」とも呼ばれます。
日本にはニッコウキスゲ、ノカンゾウ、ヤブカンゾウが自生し、
古くから親しまれています。
それらが品種改良されてできた園芸品種を含めてヘメロカリスと呼びます。

冬の間、地上部は枯れてなくなりましたが、春になり、急に勢いよく
茎葉が伸びて来て、上向きに蕾が付いてきました。
初夏から夏にかけて1本の花茎から数個の花を付けます。

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画面右側に二つ蕾が見えます。

これは朝開いて夕方しぼむ「昼咲き」タイプです。

ユリ科の植物です。

イチョウの雄花

昨日の朝、雨の中を歩いていたら、新葉が出たイチョウの街路樹の下に、
何やら黄緑の虫のような物がいっぱい落ちていました。
ひょっとしてこれはイチョウの花?!とピ~ンときました。
用事を済ませ、帰りにそそくさとゲットしてきました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

そして夕方、帰宅して調べたら・・、やったぁ~!!
やはりイチョウの雄花でした!
初めて見ました~♪

どうして今まで気づかなかったのかな?
近所の人が舗道をお掃除して下さるので、見る機会がなかったのかも?
昨日は雨がずーっと降っていてそのままだったから・・?!
ホントにラッキー!\(@^o^)/ <キャッホー!!

イチョウは雄花をつける雄♂の木と、雌花をつける雌♀の木があります。
すなわち、雌雄異株ですね。
雄花は尾っぽのような花で長さ2センチ程。
小さな小さなバナナの房みたい?
写真では白っぽく写ってしまったので、ご飯が集まったようにも?
もやしのようにも見えるかもしれませんが、実際は淡い黄緑色です。

雌花も見てみたいな・・(o^^o)。

過去記事はこちら→イチョウイチョウの木イチョウの実