ヌスビトハギ

こちらは午後から雨模様になりました。
連日のように色々な災害報道がされています。
被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。
また、一刻も早い復旧がされることを願っています。

さて、今日は在来種の「ヌスビトハギ」をお届けします。
少し湿った林の縁に生えていました。
以前に、帰化植物の「アレチヌスビトハギ」を取り上げました。

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平地から山地の草地や道ばた、林縁などに生え、高さは
60~120センチ程です。

茎はよく分枝し、葉は3つでひとつの葉になります。
3つのうちの真ん中の葉は、長さ4~8センチで幅2.5~4センチの
卵形~長卵形で、左右の脇の葉はやや小さい。
そして、葉脈は葉の縁まで届いています。
葉は互い違いに付いています。

花は蝶形花でまばらにつき、アレチヌスビトハギより小さめで
長さ3~4ミリ程です。
色もアレチヌスビトハギより控えめで淡紅色です。

名の由来となる実は2個からなります。
この、実の数がアレチヌスビトハギと区別する決め手となります。
くびれが深く、熟すと関節で切れ1個ずつバラバラになって落ちます。
実は衣服にくっつきます。

北海道、本州、四国、九州、琉球に分布します。

マメ科の植物です。

ネコハギ

先日の台風はこちらではお昼頃抜けましたが、抜けて間もなく、
窓から小鳥の声が・・。
ベランダに出て、声の方向を探すと階下の庭木にエナガの姿が
5~6羽見られました。
エサを求めてやってきたようです。
えらいものだなぁ~と感心しました。

さて、きょうは・・先日、瀬戸で見た「ネコハギ」を
お届けします。
イヌハギに似ている事から・・また、イヌハギに比べ更に小型で
あることから、犬に対して猫でネコハギと名付けられたようです。

路傍や荒地など乾燥した場所にに生えます。

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茎は丈夫で開出毛 (茎や葉などの面に対して直角に伸びている毛)
を密生し、地面を這っていました。

葉は3つの小さな葉が集まり、ひとつの葉になっています。

葉は両面、そして縁にも黄褐色の柔らかい毛が密生しています。

7~8ミリ程の目立たない白い蝶形花が数個ずつ集まって付きます。
白色の花の中心付近に紅紫色の班紋があります。

花期は8~10月です。

本州、四国、九州に分布します。

マメ科の植物です。

ナガバヤブマオ

台風の被害が各地でとても大きいようで、TVを見ていても
胸が痛みます。
自然の力は計り知れなく、とてつもなく大きいと改めて感じます。
被害に遭われた方には何と申し上げてよいか・・、
お見舞い申し上げます。
毎日、平穏無事に過ごせることは有り難いことですね。

さて、こちらは台風一過の青空が広がっています。
日差しがまぶしいです。
朝からコオロギの声がします。
そういえば、3、4日前の夜10時頃からずーっと、マツムシが
階下の庭で鳴いていました。
近所の藪に絡みついているキカラスウリの花はまだ頑張っています。

きょうはきのうに引き続き、「ナガバヤブマオ」をお届けします。
「長葉藪苧麻」と書きます。
マオ(カラムシの別名)の類であり、葉が長いので名付けられました。
でも、葉の幅は狭いものから少し広いものまであるようです。
山地の林縁に生えます。

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高さは1~2メートル程になり、茎には4稜があります。
葉は向かい合って付き、長さ10~15センチ程です。

葉柄は長く柄の上面はしばしば赤褐色を帯びています。
葉縁には規則的なギザギザがあり葉先は尾状に尖っています。
葉表は濃緑色で光沢があり3主脈は裏面に凹んでいます。

葉裏は淡緑色で葉脈がはっきり出ていて3主脈も浮き出ています。

葉腋に20センチ程の穂状花序を出します。

球体で白い花柱を伸ばした雌花が数珠状に連なっています。
緑色のは子房かな。

花期は7~11月です。

本州(山形県・宮城県以南)、四国、九州、沖縄に分布します。

イラクサ科 の植物です。