コクラン花後

今朝起きたら、雨の音・・。
でも途中から止んで曇りになりました。
敷地内のウメの花も徐々に咲き始めていますが、
曇り空で心なしか寒そうに見えます。

さて、島の植物の続き・・。
大きな木に這い上がったフウトウカズラを見つけた常緑樹林内で、
何やら
クモキリソウ
ジガバチソウ
似ている葉を発見!
連れ合いが「おっ!ランのようだ!」というので(≧[◎]oパチリ!
写真、平行脈が見える緑色の葉です。↓

(写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

卵形~卵状楕円形で先は尖っている葉は、
長さは7~8センチ、幅4~5センチ程でした。
茎の上に残っていたのは実でした。
倒卵状の長楕円形で、長さ10~15ミリ、幅4~6ミリ程。

本州(茨城県以南)、四国、九州に分布します。

いつかコクランの花も見たいものです。

ウバメガシ

朝からお日様がのぞき、窓を閉めていても、小鳥たちの声が
にぎやかに聞こえてきます。

さて、きょうは島にあった「ウバメガシ」をお届けします。
「姥目樫」と書きます。
若芽の時からから褐色であることを、老女に見立てて付いた
名前だそうです。↓

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海岸の植物のひとつで、他の植物が生えにくい、沿岸地域の
急傾斜地の岩場や、海岸近くの乾燥した尾根に多いです。

強い潮風など受けて木の姿は曲がっているものが多いです。

革質でやや硬く、表面は光沢がある楕円形の葉は互い違いに付いています。
ちょうど風が吹いて来てブレてしまい、すみません。↓

やや丸く艶がある葉の縁の上半分には、浅い波状のギザギザがあります。

成長が遅いため材は硬く、良質な木炭になります。
和歌山県でウバメガシから作られる炭が備長炭と呼ばれます。
備長炭は紀州田辺の木炭商、備中屋長右衛門の名によるものだそうです。

三浦、伊豆半島、紀伊半島などの太平洋側の暖帯の沿岸地方に分布します。

雌雄同種の常緑広葉樹です。

ブナ科の植物です。

潮風に吹かれて

きょうも最高気温でも3度程!さぶっ!!
さて、きょうで離島シリーズ6回めです。
でも、ここで一息入れ、少し振り返りたいと思います。
ご用とお急ぎでない方はお付き合い下さいネ^^。

鳥羽の港から島へ向かう船に乗る間際に撮った写真です。
人魚2人とカモメが船の上に見えます。↓

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島の桟橋を降りて右手を見て(≧[◎]oパチリ!

進路を左手にとり、海べ沿いに歩いていく。

海には白い船の姿が・・、手前の水底は澄んでいました。

少し歩くと海と分かれ、自然と右の道に導かれます・・。

すぐに上り坂になりはるか下に海が見えます。
足元には潮風に匂うようなスイセンが・・一叢。

写真を撮りながら歩いて行くと、山は下り坂になり、
潮騒も聞こえてきました。

クロマツや赤いヤブツバキが一輪見えました。

では、きょうはこの辺で・・ごきげんよう♪
この後、まだ植物探索は続きます。