コシダ

きのう、またまた里山に行きました。
曇り空でしたが、割と暖かい日でした。
三角点のある尾根道コースにあった「コシダ」をお届けします。

「小羊歯」と書きます。
ウラジロに似ており裏も白いが、より小さいと言う意味で
名付けられたようです。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

花崗岩地の痩せた尾根道を歩くとアカマツがそこここにあり、
ミツバツツジとソヨゴとコシダ、そしてネズミサシ(ネズ)が
ほとんどと言っていいほどあります。

関連する過去記事はこちら→ネズ
ソヨゴの実

ここのように、コシダはアカマツ林の林縁や、マツ枯れして
明るくなった森など、日当たりの良い乾燥した痩せ地で群生します。

アップで・・

葉裏は青白い↓

福島県以南の本州、四国、九州、琉球の太平洋側に分布します。

ウラジロ科の植物です。

イヌガヤ

きょうは雛祭りでしたね(*^^*)
灯りをつけましょ、ぼんぼりに~♪
こちらは気温が14度近くに上がり、春の陽気になりました。
我が家のお雛様も、飾った桃の花もちょうど満開となり、
菱餅やお供え物を前にしてご満悦?!
私も女性の節句で、何となくウキウキ気分の一日でした(#^.^#)

先日の日曜日に森へ久しぶりに出かけました。
まだ、蝶や虫の姿は見られませんでしたが、ウグイスの地鳴きが
聞こえたり、エナガやジョウビタキに逢えました。

花はヤブツバキの他、アセビの花が咲いていました。
ショウジョウバカマは先駆けの一輪だけが花開いていました。
あとはオオイヌノフグリの花が一面に群生していて綺麗でした。

さて、黄緑色の花粉をいっぱい散らしていた「イヌガヤ」を
きょうはお届けしたいと思います。
「犬榧」と書きます。
榧(かや)に似ているが、さほど役にたたないという意味から
名付けられたようです。

高さ5~10メートル程になる常緑小高木です。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

緑色の枝の左右に2列並んで、長さ3~5センチで幅3~4ミリの
線形の葉がたくさん付きます。
葉は先が尖り、見た目は針のようで硬そうに見えますが、
触っても全然痛くありませんでした。

雌雄異株です。
これは雄株で雄花が咲いていました。
丸っこい雄花は葉の脇に集まり、直径1センチ程でした。
その下の葉の上には落ちた花粉がいっぱい!
まるで抹茶の粉のよう・・。↓

岩手県以南の本州、四国、九州に分布します。

イヌガヤ科の植物です。

大漁旗

きょうは日だまりにいれば、暖かい一日でした。
部屋の中ではリリアンなどのベゴニアが少しですが
咲いています。

きょうは島のまとめをしたいと思います。
さっそく、島の風景をお届けしましょう。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

・・・
♪今はもう秋?いや、♪今はもう冬・・誰もいない海♪

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沖に白い船が見えますね。↓

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季節外れの海もいいものです。

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・・・

帰りの船に乗るため、夕方近くに乗船場に着くと、なんと、
大漁旗が次々と立てられていました。↓

島の人に尋ねると、明日は海上安全を祝う”船祝い”という行事で、
そのために大漁旗を立てるとのこと・・。

乗船場の反対側でも・・↓

・・・

私にとってもいっぱい収穫があった島よ、さようなら~♪

島の大漁旗に見送られてから、はや、ひと月半・・。
皆様には1月から長いことお付き合いをいただき、
有り難うございましたm(_ _)m。
これで筆をおきたいと思います。
では、また・・。