ナワシログミ その2

こちら名古屋では、きょう、梅雨明けが発表されました。
去年より2週間ほど早いようです。

公園にあった「ナワシログミ その2」をお届けします。
「グミ」は棘(グイ)のある木になる実「グイミ」が
転化しグミとなったそうです。

枝の先は、しばしば棘になります。
葉は互い違いに付き、長さ5~8センチ、
幅2~3.5センチ程の長楕円形です。
縁は不規則に波打ち、乾燥すると裏面に反り返ります。

葉は薄く、表面は深緑色で光沢があり、
側脈が明瞭で裏面からも良く目立ちます。
葉には鱗状毛があります↓

裏面は鱗状毛が密生しており銀白色で、
所々に褐色の鱗状毛があって、
褐色の点々となっています↓

花期は10~11月。

本州(伊豆半島以南)、四国、九州に分布します。

グミ科の植物です。

☆過去記事はこちら→ナワシログミ

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☆本日、mushifab更新しました。
「アカボシゴマダラの夏型」です。
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牧野記念庭園まとめ その2

きょうもノウゼンカズラキョウチクトウの花が映える
「真夏日」となりました。
お待たせしました~♪
先日の続きです。(^^;)

まずは大泉学園駅南口にあった看板から・・・↓

・・・

さて、牧野記念庭園に着き、庭を見学した後・・

牧野富太郎博士が30年暮らした、庭園に残された書斎も
見ることができました。
書斎には1882年(明治15年)に植物学者の伊藤圭介が書いた
「繇條書屋(ようじょうしょおく)」という額が
欄間に掛けてありました。↓
(尊敬していた伊藤圭介に頼んで書いて
もらったらしい。30回以上も引っ越したけど、
ずっと手放さず持っていたとのこと)

「繇條書屋」とは枝や草が伸び茂る書斎という意味です。
*伊藤圭介は名古屋出身の日本初の理学博士となった人物。
日本植物学の祖。
「おしべ」「めしべ」「花粉」の言葉を作った人!

牧野富太郎は植物も本も知識を与えてくれるもので、
書斎は庭とつながり、庭は日本の山とつながっている
という考えだったようです。

書屋の写真、上2枚にガラスの箱が写っているのが

わかりますか?

ガラス張りの箱は「活かし箱」と書いてありました。
採集した植物を中に入れて、写生したり、標本を作ったり
するための保存用のケースだそうです。

「出スベキノ手紙」と書かれた木箱↓

何かいいですね、こういうの ↑・・(o^^o)

特注のライトらしい。

机の上も物だらけ、

でも誰かさんのクチャクチャの机の上とはちょいと違う(^^;)

さらに同じ敷地内の展示館に行きました。

採集道具・・牧野式胴乱(植物を入れる)など↓

1881年(明治14年)、初上京の時に購入した
「ドイツ製の顕微鏡」↓

・・・

90歳を過ぎても「心は花の真っ盛り」と、大好きな
植物の勉強を深夜までしていたとか、全くすごい人だなあと
思います。

これで牧野記念庭園の植物は一応終わりということに
させていただきます。

皆さまには長いことお付き合い頂き、
ありがとうございました。

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☆本日、mushifab更新しました。
「カノコガ その3」です。
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牧野記念庭園まとめ

18日夕方に、30年近く飼っていた熱帯魚のプレコが急に永眠し、
ちょっとお休みをいただきました(^^;)。
想い出が多すぎてまだ整理がつきませんが(^^ゞ)・・
ボチボチやっていきますので、またよろしくお願いします。

5月初めの牧野記念庭園では、今までfabに載せた植物の他、
セッコク、タツナミソウ、ヒトリシズカ、ホオノキ、マユミ(花)。
ナギイカダ(実)、ホウチャクソウ(実)、ヤマシャクヤク(雌しべ)。
クマガイソウ、ムベ、イヌマキ、カキノキ、キンモクセイ、
コナラ、シラカシ、テンダイウヤク、ヤマトグサ(葉)などに
出会うことができました。

セッコク↓

タツナミソウ↓

ヒトリシズカ↓

ホオノキ↓

マユミ(花)↓

ナギイカダ(実)↓

ホウチャクソウ(実)↓

ヤマシャクヤク(雌しべ)↓

クマガイソウ↓

ムベ↓

イヌマキ↓

カキノキ↓

キンモクセイ↓

コナラ↓

テンダイウヤク↓

ヤマトグサ(葉)↓

 

この続きは次回とさせていただきますm(_ _)m。

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