ミッデルハルニスの並木道

きょうから3月ですね。
気温も上がり、風もあまりなく穏やかな日曜日でした。

マンションの庭ではジンチョウゲの他、
今年は1月下旬から咲いている「明石潟」も次々咲いています。
ベニボクハン」も咲きかけています。

近所ではヒイラギナンテンの花が咲いています。

きょうはホッベマの「ミッデルハルニスの並木道」をお届けします。
作者のマインデルト・ホッベマは、1638年、オランダの
アムステルダムの生まれで、ヤコブ・ルイスダールの弟子です。
ルーベンスやヴァンダイク、レンブランドなどの
人物画全盛の頃に、師と共に風景画を愛して描きました。
この絵は1689年、ホッベマ51歳の油彩の作品です。

大きさは103.5×141.0センチ。
ほぼ左右対称の構図で、空気の動きや奥行きを
巧みに表現しています。
ホッベマには他に「村の入り口」や「水車」という
作品があります。
18世紀、19世紀のイギリス風景画に影響を与えました。

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ロイヤル橋

夕刻、結構混んでるバスに乗ったら、大きな仕事用の
バッグに、これまた、多分、夕食の食材で膨れた?
大きなサブバッグ、それに鉢植えのベルフラワーが3鉢、
透けて見える大きなビニール袋をぶら下げたご婦人が
乗車されました。
お花が好きな方とみえて何だかうれしくなりました。
あすは土曜日・・。そして、2月も終わりですね。

きょうは昨日に続き、ピサロの「ロイヤル橋」を
お届けしたいと思います。

曇り空に薄日射す川岸の様子が描かれていますね。
こちらには船着き場、向こう岸には館が見られます。
緑色に光る川の反射が美しいです。
さすが光の画家といわれる所以ですね。
メガネ橋を一艘の船がくぐってきました。
朝の始まりでしょうか?
この絵を描いた年、1903年、ピサロは天に召されました。

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井戸端のふたり

きょうは冬型配置のお天気で空は明るいのですが、
風が結構あり、平年並みの気温だそうですが、
体感は寒く感じられます。
でも陽の光は強くなり、春を思わせます。
キンカンの実にヒヨドリが訪れ、舗道の隅では
ツタバウンランの可愛い花が満開でした。

さて、きょうはいつもと趣向を変えて、ホントに
久々に「名画」をお届けしたいと思います。
「ピサロ」の「井戸端のふたり」です。

カミーユ・ピサロは1831年、西インド諸島生まれの
印象派の画家です。
子どもの頃からフランスで育ちましたが、家が
貧しかったので、画家になるのを反対されました。
しかし、不屈の精神で望みをかなえました。
ピサロは平和な田園風景や農民を題材にすることが
多かったようです。
私の好きな画家のひとりです。
この絵は1882年、51歳の時の作品です。
暖色と冷色、縦横斜めの線がうまく組み合わせ
られています。
ふたりの会話が伝わってくるようななんとなく
なごやかな気がします。

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