イヌタデの実

あちらこちらから、錦秋の便りどころか、はや、木枯らし1号が吹いたとか、
山が雪帽子を被ったとの便りも聞かれるようになりました。
今更ながら、日本列島の北と南では大違いですね。
こちら名古屋ではだいぶサクラやイチョウ、ケヤキなど色づいてきました。
先日、久しぶりに森に出かけました。
きょうはその時見た「イヌタデの実」をお届けします。

「犬蓼」と書きます。
「蓼酢」を作るヤナギタデ(本タデともいう)に対して役に立たない、
つまらないタデということで、「イヌ」を付け、「イヌタデ」と
名付けられたようです。
ヤナギタデの葉は非常に辛く、磨り潰して酢と混ぜて蓼酢を作るそうです。
また、刺し身のつまに使われるタデは、ピリッとした辛味のある
ヤナギタデの芽生えで紅蓼と言います。
私もベニタデ、大好きです。
そういえば、「蓼食う虫も好き好き」という言葉もありますね。

さて、イヌタデは秋に茎の先から穂を出し花を密に付けますが、
花よりもその後に見られるピンクの実が目立ちます。
私、この実を花か、蕾かとつい最近までそう思っていました(汗)。

下の写真では黒い実が写っています。↓

(写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

高さは20~40センチ程です。
ピンク色の萼(花びらはありません)が実を包んでいます。
昔はこの粒々のピンクの実を赤飯に見立て、アカマンマとと呼んで、
ままごとの材料にしたものだそうです。
なかなか味のあるイヌタデの花は、道ばたや田んぼの畔によく似合います。
鮮やかな濃いピンク色の可愛い花、絵のモチーフにもいいかもしれません。
芸術の秋ですね♪

北海道~沖縄に分布します。

タデ科の植物です。

コカモメヅルの実

昨日、久々に県内の森に行ってきました。
やっぱり森はいいですね~^^。

収穫もありました~♪
花は終わっていましたが、コカモメヅルの実を見ることができました。
最初、カマキリがそばにいて、またカマキリか?と思って近くによって
見たら、なんと他のブログで見たことのあるカモメヅルの実でした!

帰宅して調べたら、コカモメヅルの実でした^^。
きょうはこの「コカモメヅルの実」をお届けします。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

カモメが飛んでいるようにも見えますね。

真ん中当たりで極細の糸で縛ったようになり、ぶら下がっています。
実の両端はツクンと尖っており、6~7センチ程の大きさでした。
表面はつるつるとしていて無毛でした。

ガガイモ科の植物です。

初めて見ることができ、うれしかったです。

ササゲ

昨日お施食会も済み、過日の棚経、お墓参りと、今年もお盆の
法要行事は無事済みました(^。^;)ホッ!

きょうも早朝から鳥やセミの声が響き渡っています。
でも今朝は昨日午後の大雨のせいで秋のような涼しさです。
まっ、ほんのひと時でしょうが、ホッとします(^ー゚)bネッ♪。

さっ、今のうちにブログを・・(笑)
きょうは夏の食卓の友(*^^*)、ササゲを紹介します。
と いっても普通の緑色の十六ササゲではなく、黒紫色のササゲです↓

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

スーパーでは見たことがなく、農業センターで初めて見たので、
買い求めました。

残念ながら名前はわかりません。
ご存知の方がいらしたら、教えていただけるとうれしいです。

(→「ムラサキササゲ」というようです。8/31)

茹でても色はこのとおり↓

普通のササゲも美味しくて大好きですが、よりコクがあり美味しい
ササゲでした(*^-゜)v

昔、普通の十六ササゲのことを私の実家(名古屋)では”ササギ”と
言っていました。
調べたら、長野では”ササギ”と言うそうですが・・。
ちなみに両親は長野出身ではありません^^;;。

もうひとつおまけに先回あげたキリギリス、私の実家では”ギッチョ”と
言っていました。
調べたら、長野の穂高地方では”ギッチョ”、同じく南木曽地方では
“ギス”と言うそうです。

いろんな言い方があり面白いですね~〆(^∇^* )メモメモ