クロミノルイヨウショウマ

朝夕はすっかり秋ですが、昼間はまだツクツクボウシの声が
聞こえてきました。

一週間程前、知人からこれは何の植物?と聞かれました。
初めて見る植物でした。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

マルミノヤマゴボウか?
スグリか?ベリーか?
ヤブサンザシか?ザリコミか?etc.
いろいろ調べた末、「クロミノルイヨウショウマ」と判明しました。
あ~、わかってよかった~\(^o^)/ ホッ(^o^;)

きょうはこの「クロミノルイヨウショウマ」をお届けします。
「黒実類葉升麻」と書きます。
サラシナショウマに葉が似ることから「類葉」と
名付けられました。
赤実と黒実があり、「黒実」は山の林の中に生育します。

草丈は30~80センチ程。
黒い実は球形で、直径6ミリ程です。
葉は2~3回3つに分かれる複葉で、小葉は先が鋭く尖り、
縁には不揃いの粗く鋭く切れこむギザギザがあります。
葉質は薄く、脈上に細毛があります。

キンポウゲ科の植物です。

★<お知らせ>★
スマホでfabをご覧いただいている皆様へ・・
長らくお待たせしました(*^^)v!!
植物の名をスマホで調べる
植物検索図鑑を連れ合いが出しましたので、
使っていただけるとうれしいです(*^^*)。

★アイホン端末をお使いのかたはApple Storeにて公開中。
ページ右上の一番目のバナー、「街野植物図鑑」をクリックして下さい。
★アンドロイド端末の方はGoogle Playにて公開中。
ページ右上の二番目のバナー、「街野植物図鑑」をクリックして下さい。
★入門編は無料ですので是非お試し下さい。

コクラン花後

今朝起きたら、雨の音・・。
でも途中から止んで曇りになりました。
敷地内のウメの花も徐々に咲き始めていますが、
曇り空で心なしか寒そうに見えます。

さて、島の植物の続き・・。
大きな木に這い上がったフウトウカズラを見つけた常緑樹林内で、
何やら
クモキリソウ
ジガバチソウ
似ている葉を発見!
連れ合いが「おっ!ランのようだ!」というので(≧[◎]oパチリ!
写真、平行脈が見える緑色の葉です。↓

(写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

卵形~卵状楕円形で先は尖っている葉は、
長さは7~8センチ、幅4~5センチ程でした。
茎の上に残っていたのは実でした。
倒卵状の長楕円形で、長さ10~15ミリ、幅4~6ミリ程。

本州(茨城県以南)、四国、九州に分布します。

いつかコクランの花も見たいものです。

ヨルガオの実

雨が降ったり止んだりし、少し寒く感じました。
雨に濡れた色とりどりの小菊には風情がありました。
ビワの木の上の方に巻き付いたツルウメモドキの実の黄色も見えました。
そして、白いビワの花も咲いていました。
もう、冬はそこまで来ていますね。

きょうは晴れ間をみて、先日お友達にいただいた夕顔の実とやらが
やっと撮影できました。
でも、どうもあの干瓢(かんぴょう)を作るウリ科のユウガオと
思えないので、調べてみました。
すると・・やはり、これは正確には「ヨルガオ」でした。
きょうはこのヨルガオの実をお届けします。↓

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

ヨルガオは夜顔と書き、俗には白花夕顔とも言われ、お花屋さんや
ホームセンターでは夕顔の名で売っているらしいです。
「ユウガオ」と「ヨルガオ」、混乱されがちですが、全く別の植物です。

撮影後、実の中身が気になったので触ったらすぐ割れて、中から
種が出てきたので、また、≧[◎]oパチリ。

↑一番初めに割れた実に種は3個入っていました。
白い種二つと黄色っぽい種がひとつ。
2番目と3番目に割れたのには、それぞれ2個入っていました。
(この後、もうひとつ別の実を割ると、種は1個だけ入ってました。)
大きさ1センチ程の種は白色をしていますが、未熟ではないようです。

熱帯アメリカ原産です。

ヒルガオ科の植物です。