ヤブランの実

寒い日が続きますが、植物の冬芽は春への準備に怠りがないようです。
さて、きょうは、夏にたくさんの紫色の小花で楽しませてくれた
ヤブラン(藪蘭)がまだ実を付けていたので、「ヤブランの実」を
紹介したいと思います。

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はじめ、緑色だった実がだんだん熟して黒紫色となり、
艶々と輝いている姿はとても綺麗です。

関東以西の温暖な地に分布する常緑の草です。
名前のとおり樹木の下などの薄暗い、いわゆる藪に自生していますが、
古くから庭に植栽されてもいます。

ユリ科の植物です。

花はこちら→ ヤブラン

トキリマメの実

秋の雨が静かに降った一日でしたね・・。
きのう京都の和菓子屋の鬼まんじゅうで、鬼まんじゅうの上に甘く
煮た小豆が載っている、変り種の鬼まんじゅうを買って食べました。
まあ、おいしかったけど、私はやはりシンプルな鬼まんじゅうの
方がいいと思いました_(・_.)/ コケッ。

さて、きょうは「トキリマメ」をお届けします。
「吐切豆」と書きます。
名の由来は不明らしい。
別名はオオバタンキリマメというそうです。

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山地や丘陵地の林の縁に生えるつる性の植物です。

葉は3つの小さな葉からなっています。

大変よく似た タンキリマメとの違いは、
葉の付け根寄りに葉の幅のいちばん広いところがあることです。
また、葉は薄く、葉にある毛はまばらなことです。

パッと見、タンキリマメよりトキリマメの葉の方が、バランス的に
スマートな感じを受けます^^。

葉裏はこんなふうでした↓

これから季節が進むと赤いさやが茶色になり、実がはじけて、
中からぶらさがったような黒い種が出てくることでしょう。

関東以西の本州~九州に分布しています。

マメ科の植物です。

ナンバンハコベ

このところ、あちこちで文化祭が行われているようです。
昼間はまだ夏の名残がありますが、夜は虫の声が静かに響いてきます。

きょうはナンバンハコベをお届けします。
山の明るい草地で、花と実を付けていました↓

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「南蛮繁縷」と書きます。
別名ツルセンノウともいうそうです。
もともと昔から日本にある種ですが、花が異国風と言う意味で
ナンバンハコベと名付けられたそうです。

茎はつる状でよく枝分かれし、他の植物に寄りかかって生長します。

卵形のような葉は2センチ程で、向かい合って付いています。
茎や葉には細かい毛が生えています。

花はとてもユニークな形です↓

帽子のように見える緑色のガクは半球形で5裂しています。
そして開花と共に、5裂したガクの先がだんだん外へと反り返ります。

また、細い5枚の花びらは離ればなれにつき、中ほどで急に外に
折れ曲がって反り返り、先は2つに分かれています。

緑色の実は熟すと黒くなります。↓

北海道~九州の山野に生えています。

ナデシコ科の植物です。