ツルカノコソウ

朝、ベランダの笠木に雨粒がたくさん付いていました。
今は曇りになりましたが、ランタンを吊り下げたような
「ウキツリボク」の色が目を引きました。

きょうも高尾山の植物です。
初見の「ツルカノコソウ」をお届けします。
「蔓鹿子草」と書きます。
蕾がたくさん付く様子が着物の鹿の子絞りに似ていることと、
花後に地面を這うように長いつる状の枝を四方に伸ばす
様子から名付けられました。(つる性植物ではないです(^^;))
シャガの間に2本立っているのがそうです↓

見つけられましたか?写真の真ん中あたりです。

太めの茎をまっすぐに立て、その先に5つに裂けた
小さな白い花を多数付けます。

ピンボケですみません(^^;)
花の蕾はピンク色で開花すると白くなるようです。

羽状に裂けて、縁に波状のギザギザがある葉は
向き合って付きます。

花期は4~5月中旬。

花後に綿毛のある種を 風に飛ばすようです。
いつかそれも撮ってみたいですね・・。

本州、四国、九州に分布します。

APG分類でスイカズラ科の植物です。

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ヨゴレネコノメ

雨も上がり、きょうは青空が広がり良いお天気ですが、風が結構ありますネ。

さて、高尾山を登りはじめ、最初に逢ったのは「セリバヒエンソウ」でしたが、
次に「ムラサキケマン」に出逢い、また、歩を進めると・・
初見の「ヨゴレネコノメ」に出逢いました~♪(*^^)v。
きょうは「ヨゴレネコノメ」をお届けします。
「汚猫の目」と書きます。

↑褐色の花びらのように見えるのはガク片で、直立します。
花の中の雄しべの裂開直前の葯が赤褐色なのがわかりますか?(^_-)

葉は向かい合って付き、柄が長く、葉身の基部は楔(くさび)形で、茎は無毛です。

新しい株の根生葉のロゼットも見っけ(*^^)v↓

花期は3~5月。
本州、四国、九州の太平洋側の山地に多く分布します。

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セリバヒエンソウ

29日の昭和の日に初めて高尾山に登りました(*^^)v。

きょうは高尾山でたくさん見かけた
「セリバヒエンソウ」をお届けします。
「芹葉飛燕草」と書きます。
セリのような葉、ツバメが飛んでいるような形の花
なので名付けられました。

葉は2~3回3出複葉、羽状に切れ込みます。
茎には毛があり、稜があります。

花びらに見えるのはガク片で5個あります。
最上部のガク片には長さ1センチ程の距があります。

白いセリバヒエンソウもあるそうです。
花期は4~6月。

中国原産で、日本には明治時代に入ってきており、現在、
東京都、埼玉県、神奈川県で逸出帰化状態にあります。

有毒植物です。

キンポウゲ科の植物です。

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