ヒナノシャクジョウ

昨日、先月中旬に訪れた湿地に再度訪れました。
森に入ると、ウグイスの声がお出迎え~(^^♪
必死に練習中という感じでしたが・・(^m^)ムフ (←それだけかいっ! )
(これからもボチボチとがんばれぇ~♪)。
そして、少し歩くと・・なんとツクツクボウシの声が~♪
えーっ?!夏休みに入ってすぐに聞いたのは初めて~!
毎年、夏休みの終わりにしか聞いたことがなかったです!!
もう、夏の終わりか~とアセルじゃないの~~(大汗たらりん)

さて、メインの「ヒナノシャクジョウ」をお届けします(*^^*)。
「雛の錫杖」と書き、姿が小さく、形が錫杖に似ているので
名付けられました。
湿った林内に生える光合成をしない腐生植物です。
湿気も多く蒸し暑い森の中で初めて見つけました~!
「やったー!」\(*^0^*)/

「ちっちゃ~~(゚ロ゚;)」
高さはほとんどが1.5センチ程しかありませんでした。
全体に白っぽくて茎は直立しています。

白い筒状の部分一つ一つが花だそうで、茎の先に2~10個が
頭状に集まってつきます。
筒状に見えるのは外花被片が合着したものです。
先が薄茶色になってるのは花が終わっているものらしい。

調べると花期は7~10月となっていますが、管理をしていらっしゃる方の
お話では、今年はこちらでは7月21日頃にはほとんど花はもう終わっている
とのことでした (^^;)。
花は1日花で、その日に咲いたら次の日には萎んでしまうようです。
基本的に1日に開花するのは1個体1つのみだそうです。

筒状の花の先端には外花被片(ガク片)と内花被片(花びら)がそれぞれ3つずつあり、
内花被片は白いが外花被片の内側は黄色とのこと。
そんな中でひとつほど、かろうじて外花被片の内側の黄色がうっすらと
わかるのがこれ↓

↑左端の花(茎には白く細い鱗片状の葉も見えます。)

と これ↓

↑一番下の花

本州(関東地方以西)、四国、九州、琉球に分布します。
ヒナノシャクジョウ科の植物です。
★愛知県では絶滅危惧Ⅱ類となっています。

今回、もう数日早ければ花もバッチリ!・・との思いが頭をチラッとよぎりましたが、
貴重な花に出逢えたことに感謝ですヨォ(v^ー゜)。

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ホヤの蕾

私の机が置いてある窓から見えるのはスダジイの木です。
朝から目まぐるしくセミが飛び交い、ひっきりなしに鳴いています。
たまに蝶や蜂、甲虫等も訪れています。

きょうは、「ホヤの蕾」をお届けします。
この花は園芸種のようです。↓

つる性の低木で葉も多肉質です。
五角形の淡いピンク色(桜色)の花は蝋質で
まるで作り物のようです。
多肉質で光沢がある五角形をした花が多数集まって、半球形の花を形作ります。
調べたら、この花の状態は、まだ「蕾」のようです(^^;)

「ホヤ」の別名は「サクララン(桜蘭)」といいます。
花色はピンクの他、白、黄色、そして赤、青もあるとか・・。
花期は6月~10月です。
ちなみにこの花は1シーズンで2度めの開花だそうです。
蕾の房の前に花が終わった花殻が見えます。
この花殻が大事で、花殻を切り落とすと花が見られなくなるそうです。

ホヤと言う名は、イギリスの園芸家のホヤ氏に由来するとのこと。
日本では沖縄に自生しているようです。

APG分類でキョウチクトウ科の植物です。

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梅雨どきのネムノキ

朝から雨、止み間には結構にぎやかなセミの声・・。
水嵩増した川に亀が頭だけ出して必死に?泳いでた・・。
川面には赤トンボの群れ・・。

4日前に出かけた森で出逢った「梅雨どきのネムノキ」を
お届けします。
ぬかるみが所々にある森を歩いていたら、ネムの花が1個
落ちていました。
上を見上げると、あっ!花が咲いてる~♪

梅雨空なので、クリアには見えませんが・・。

・・・

併せて読みたい過去記事はこちら→ネムノキの花ネムノキ

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