ショウブの花

きょう、8年ぶりに東山植物園の温室前館が
リニューアルオープンされました。
近々、是非訪れたいものです。
さて、もうすぐ端午の節句ですね~。
昨日、五月人形を飾りました。
きょうは、菖蒲湯や菖蒲葺きに使う菖蒲の
「ショウブの花」をお届けします。
我が家でも「ショウブ」はいい香りがするので、
毎年「菖蒲湯」をたてています。
その菖蒲に花が付いているのを発見!

株元に長さ4~8センチ、直径6~10ミリの小さな花が
集まった、棍棒状の目立たない花穂を付けます。
花は下の方から咲いていきます。

葉幅は2~3センチ程、草丈は70~120センチ程。
葉は2列に互い違いに付き、剣状線形で、中央の
主脈が隆起します。
葉の基部は淡い紅色を帯び、茎や内側の葉を抱きます。

開花期は4月~5月です。
北海道~九州に分布します。
APG分類ではショウブ科の植物です。
なお、花菖蒲はアヤメ科なので、まったく別の植物です。

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「タイワンタケクマバチ」です。
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アリアケスミレ

白い雪を被ったかのように街路樹の「ヒトツバタゴ
」の花が咲いてきました。
シランの花も咲き、彩りを添えています。
ベランダではデンドロキンギアヌムの蕾が膨らんで
きました。

さて、きょうは「アリアケスミレ」をお届けします。
「有明菫」と書き、
変化に富んだ花の色を、明け方の移り変わる空の色
(有明の空)にたとえて名付けられたそうです。

葉は花期には長さ2~7センチの長楕円状披針形です。
明るい緑色の葉の縁には低いギザギザがあります。
葉柄は葉身より短く、幅の狭い翼があります。
葉は直立せず、水平から斜め上に広がります。

花は直径2センチ程で白っぽい地に紫色の条が目立ちます。
紫条の入り方は変化が多いようです。
側弁の基部に白い毛がモジャモジャと多く見られます。
上弁の基部に毛があるものもあるそうです。

距(花の後ろの部分)を見ると、短くて太めです。

花期は4~5月です。
本州、四国、九州に分布します。
スミレ科の植物です。

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「ヒメウラナミジャノメ 2」です。
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ハナシノブ

ソメイヨシノは葉桜になりましたが、八重の桜はまだ少し
楽しめそうです。
花冷えのせいか?ここのところ気温が上がらず
寒いくらいの日もあります。
街路樹や庭木のアメリカヤマボウシ(ハナミズキ)
花がよく目につくように
なりました。
モミジに花が付き、エビネの蕾も開花しつつあります。
さて、きょうは街路を歩いていたら、見つけた
青紫色の美しい花、「ハナシノブ」をお届けします。

高さ70~100センチです。
青紫色の花は5裂します。

葉は羽状に切れ込んでいます。

日本固有種で、九州(熊本県、宮崎県等)に分布します。
自生する個体数は2000個体ほど。
山地の草原に生えます。
花期は6~8月ですが・・
写真のは園芸種で4月から咲いています。

ハナシノブ科の植物です。

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「マダラウスバカゲロウ」です。
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