アリアケスミレ

白い雪を被ったかのように街路樹の「ヒトツバタゴ
」の花が咲いてきました。
シランの花も咲き、彩りを添えています。
ベランダではデンドロキンギアヌムの蕾が膨らんで
きました。

さて、きょうは「アリアケスミレ」をお届けします。
「有明菫」と書き、
変化に富んだ花の色を、明け方の移り変わる空の色
(有明の空)にたとえて名付けられたそうです。

葉は花期には長さ2~7センチの長楕円状披針形です。
明るい緑色の葉の縁には低いギザギザがあります。
葉柄は葉身より短く、幅の狭い翼があります。
葉は直立せず、水平から斜め上に広がります。

花は直径2センチ程で白っぽい地に紫色の条が目立ちます。
紫条の入り方は変化が多いようです。
側弁の基部に白い毛がモジャモジャと多く見られます。
上弁の基部に毛があるものもあるそうです。

距(花の後ろの部分)を見ると、短くて太めです。

花期は4~5月です。
本州、四国、九州に分布します。
スミレ科の植物です。

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ハナシノブ

ソメイヨシノは葉桜になりましたが、八重の桜はまだ少し
楽しめそうです。
花冷えのせいか?ここのところ気温が上がらず
寒いくらいの日もあります。
街路樹や庭木のアメリカヤマボウシ(ハナミズキ)
花がよく目につくように
なりました。
モミジに花が付き、エビネの蕾も開花しつつあります。
さて、きょうは街路を歩いていたら、見つけた
青紫色の美しい花、「ハナシノブ」をお届けします。

高さ70~100センチです。
青紫色の花は5裂します。

葉は羽状に切れ込んでいます。

日本固有種で、九州(熊本県、宮崎県等)に分布します。
自生する個体数は2000個体ほど。
山地の草原に生えます。
花期は6~8月ですが・・
写真のは園芸種で4月から咲いています。

ハナシノブ科の植物です。

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シナレンギョウ

昨日、こちら名古屋で桜開花宣言があり、1990年と並び
統計開始以来最も早く開花したと報道されました。
私のマンションの桜は、きょう開花しました\(^0^)/。

さて、きょうはベランダで咲いた「シナレンギョウ」を
お届けします。
木は株立ちし、自然のままだと枝は結構暴れます。

中国原産の落葉低木です。
新枝は緑色で、枝には4稜があります。

葉は向かい合って付きます。
葉の先半分の縁に細かいギザギザがあります。

葉の展開とほぼ同時にやや下向きに黄色い花を咲かせます。
花は4深裂し、細長い花びらです。

花の中を覗いて見たら・・
雄しべが2本、雌しべが1本ありました。
雄しべ(黄色)より雌しべ(緑色)が長かった↓

開花期は3~4月です。

モクセイ科の植物です。

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