アレチイボクサ

秋はあれもこれも食べたいお菓子が多くて困ります(^^;)。
特に和菓子(#^.^#)ゞ。
お彼岸のお供えの「おはぎ」はお餅の周りにまぶした
小豆の餡の粒が紅い萩の花に似ているところから、
そう呼ばれているのだとか・・。

小豆、きな粉、胡麻のおはぎ、美味しかったで~す(^^#)。

さて、きょうは「アレチイボクサ」をお届けします。

福岡県久留米市で、熱帯アジア原産のツユクサ科イボクサ属の
日本新産外来種が発見されました。
2015年、6月に「アレチイボクサ」と和名が登録されました。
新しい帰化植物です。
草丈は10~30センチ程。立ち上がっているものもあります。
葉は細長く、節の上は赤みを帯びます。葉は茎を抱きます。

小さな花は薄紫色で、花びらは3枚。
花の大きさは6~9ミリ程。

雄しべ6個のうち、2個は大きく完全で、白い花糸に薄紫色の
毛がもじゃもじゃと生えています。↓

あと、3個は仮雄しべで葯が退化した雄しべが1個あるそうです。
花の後ろに実が見えます。
実は球形で3陵があり、陵の部分に黒い筋が入っています。

花期は8~9月です。
福岡県、三重県や高知県、愛知県に分布しています。
ツユクサ科の植物です。

*似たイボクサは湿地に生えますが、本種は芝生の上など
やや乾いた場所に生えていました。

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セッコク

きょうはお彼岸の中日ですね。
お墓参りに行かれた方もおいでのことと存じます。
我が家ももうお参りしてきました。
先日の仲秋の名月はお天気が悪くお月さまのお顔が
観られませんでしたが、十三夜の月、十四夜の月は
とても綺麗に観えました。
その時、衣かつぎとお月見団子(名古屋は雫形で白、
ピンク、黒糖と三色あります。)をお供えしました。

さて、きょうは「セッコク」をお届けします。
日本の自生ランです。
水分を空気中から取り、岩の上や木に根を張って育つ
着生植物です。

江戸時代から栽培され、天保年間には非常に多くの品種が
あったそうです。
花期は3~5月と示した図鑑が多いですが・・?
9月中旬も咲いていました。↓

もちろん、5月も咲いていました。↓

東北以南の本州、四国、九州に分布します。
ラン科の植物です。

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クワイ

こちら名古屋では、台風14号の影響で、雨が降ったり
止んだりしてますが、もうすぐ温帯低気圧に変わる
見込みです。
先ほど、雨の止み間に、カクレミノの木のあたりで、何やら
コゲラのギーギーという声が・・。
ほどなく、姿を現したのは・・やはり!コゲラでした!!
やがて、ギー助はケヤキに飛び移って鳴いていたかと思いきや、
その場所をなんと、モズが横取りして、コゲラを駆逐しました。
やれやれ・・(>_<);。

気を取り直して・・
きょうは「クワイ」をお届けします。
「クワイ」は「オモダカ」の栽培品です。

お節料理に使うあのクワイ(慈姑)ですね。
広島県福山市が一大産地です。
日本で栽培されているのはアオクワイといわれ、塊茎が
藍色で径5センチ程で粉質で、美味しいです。
クワイは日本では芽が付いたものが売っているため、
「芽が出る」とかけて縁起が良いことから、お節料理の1品と
して食べますね。
我が家では揚げたクワイに少々塩を振って食べたりもします。
旬は11~12月です。

草丈は20~80センチ程です。
葉は三角状矢じり形で先が鋭く尖ります。
雄花、雌花とも径2センチ程で、白い花びらが3枚です。
花序の上部に黄色の雄しべが目立つ雄花が付き、
下部に真ん中が緑色の雌花が付きます。
雌花はもう花びらが萎れていますが・・。

花期は8~10月です。
あれ?実も付いている?

オモダカ科の植物です。

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