ムサシアブミの花

きょうで5月もおしまい。
赤いアマリリスに白い十字のドクダミの花、黄色い
キンシバイの花が目に付きます。
きょうは、湿った林内で出逢った「ムサシアブミの花」を
お届けします。
仏炎苞が鐙(あぶみ)を逆さにした形に似ていることから
名付けられました。
「鐙」というのは、馬具の一つで、鞍の両側に垂らし、
乗る人が足をかけるものをいいます。)

花柄は葉柄より短く、3~10センチ程。
仏炎苞は暗紫色~緑色まで変化があり、白い筋があり、
仏炎苞の蓋の部分は曲がって袋状になります。

光沢がある大きい葉は2枚で、小葉は3枚あります。
小葉の幅はかなり広く、長さ10~30センチ程。
葉の先端は鋭くとがり、糸状になります。 
よく見ると白い棒状のものが見えてます。
(付属体というそうです。)↓

花期は3~5月。
5月下旬の様子↓

本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄に分布します。

サトイモ科の植物です。
ブログ内過去記事はこちら→ムサシアブミの実

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コナスビ

雲の多いお天気ですが、小鳥のさえずりが
あちらこちらから盛んに聞こえてきます。
ベランダではデンドロビウムが満開です。
胡瓜もつるを伸ばし始め、紫蘇も順調に
育っています。

さて、きょうは「コナスビ」をお届けします。
「小茄子」と書き、
実が茄子に似ていることから名付けられました。

5深裂した黄色の花は径5~7ミリ程。
雄しべの数は5個
葉は向かい合って付きます。
葉表や葉柄に軟毛があります。
紫褐色を帯びた茎には軟毛が密生しています。

北海道、本州、四国、九州、琉球に分布します。
花期は4~6月。
サクラソウ科の植物です。

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ノミノフスマ

連休最終日、一日雨模様・・。
コロナ禍のため、去年も今年もずーっとステイホームの
ゴールデンウイークでした(^^;)。
静寂な日々の中、鉢に紫蘇を植えました。
ベランダのデンドロは5月1日から咲き始め、満開です(*^^)v。

きょうは「ノミノフスマ」をお届けします。
「蚤の衾」と書き、小さな葉をノミの寝具(布団)に
たとえて名付けられました。
田の畦や湿った道端に生え、よく枝分かれして地面に
広がります。

茎は細く、紫色を帯びることが多いです。
葉柄がない葉は長さ8ミリ程で、向かい合って
付いています。
花は径1センチ程で、5枚の花びらは2深裂し、
ガク片より長い。
柱頭は3個あり、雄しべは普通5個。

花期は4~10月です。
北海道、本州、四国、九州、沖縄に分布します。
ナデシコ科の植物です。

参考記事はこちら→ノミノツヅリ

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