ヒメヤブラン

朝から蒸し暑いですが、風が結構ありますね。

コシアキトンボが窓の外で旋回しています。

きょうは里山の日当たりのよい畦に生えていた「ヒメヤブラン」
をお届けします。
「姫藪蘭」と書きます。

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ヤブランに似ていますが、ヤブランは一つの茎に沢山花を付けます。
しかし、ヒメヤブランは一つの茎に数輪しか花を付けないので
見分けがつきます。

短い茎を出し、そこに数少ない1センチたらずの小さな淡紫色の花を、
上向きに咲かせています。

花びらは6枚です。

葉は線のような形で長さ10~20センチ、幅2~3ミリ程。

北海道南西部~九州に分布しています。

ユリ科の植物です。

きょう、遅まきながらfab Photo Gallery更新しました。
よかったらご覧下さいm(_ _)m

オオバノトンボソウ

きのうは朝から今年一番のクマゼミの声がしていました。
なんと、おとといの朝はアブラゼミの声がしてたんですよ・・。

さて、おとといは朝から里山へ出かけました。
里山の入り口で、いきなりウグイスがお出迎え~♪
春先からまだまだ元気なウグイス君^^。
先へ歩き進むに連れ、ホトトギスやコジュケイの声もしていました。
梅雨の晴れ間で草に付いた雫がキラキラと綺麗でした。

帰り道、林道の横の斜面に「オオバノトンボソウ」を見つけました。

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一株見つけると、ちょっと離れたところに計5株見つけました。
「大葉の蜻蛉草」と書きます。
別名は「ノヤマトンボ」、「ノヤマノトンボソウ」とも言います。

花の形をトンボに見立てて名付けられたようです。

高さ30~50センチ程でした。

葉は茎を抱き、互い違いに付いていました。

上の方の葉は小さく細く、下の方に2~3枚、大き目の葉が付いていました。

茎は角ばって、ヒレのようなものが付いており、この様でした↓

花は黄緑色で、花数を調べたら、一株に7~13個付いていました。

花の正面↓

下から覗くと↓

関東地方以西、中国、四国、九州の浅い山、丘陵地に分布しています。

ラン科の植物です。

アリノトウグサ

きのう、山の日当たりのいい尾根を歩いていた時、
いきなり連れ合いが叫びました。
「うわっ!これアリノトウグサかも!?」

調べたら、やはりそうでした^^。
どうりで?草のそばには大きなアリがせわしく動き回っていましたヨ(笑)

きょうはこの「アリノトウグサ」をお届けします。

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「蟻塔草」と書きます。
小さな花をアリにたとえ、草全体の様子を蟻塚に見立てて名付けられました。

花はまだ蕾?状態で開花してなかったようです↓

これも↓

高さは15~30センチ程でした。

葉の縁には低いギザギザがあり、向かい合って付いていますが、
上の方の葉は互い違いに付いているのもありました。

また、葉の裏の根元は紅色で、葉の大きさは6ミリ~1.2センチ程でした。

茎を触ると、縦に4本筋があり角ばっていました。

帰り道に小さい流れがある所を通ったら、そこにもアリノトウグサが
生えているのが見られました。

花が全開している姿も見られるといいのですが・・。

日本全土に分布しています。

アリノトウグサ科の植物です。