アメリカキササゲ

雨が降り、窓を閉め切るとなんだか蒸し暑いですね・・。

きょうは在庫の中からのご紹介にします^^;

毎年見るのに花がなかなか撮れなかった「アメリカキササゲ」、
先日やっと撮れたものをお届けします。

「アメリカ木大角豆」と書きます。

果実の形が豆のササゲに似ているので名付けられました。

原産地はアメリカ南部、わが国へは明治末期に渡来したそうです。

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高さ5~12メートル程の落葉高木です。

葉には長い柄があり、向かい合って付いており、先端が短く尖ります。
秋には黄色く紅葉し、どんどん葉が落ちていくので、
その時期には、毎日、落ち葉掃きをしている姿を見かけます。

花はシャンデリアのように付き、綺麗なのですが、
咲いている時期が案外短いです。

遠目には白い花ですが、よく見ると、黄色と紫褐色の班が入っています。

ノウゼンカズラ科の植物です。

ハクウンボク

今にも空が泣き出しそうなお天気ですが、お昼前に
今年4輪めのトケイソウがベランダで咲きました。

さて、きょうは「ハクウンボク」をお届けします。

「白雲木」と書きます。

白い花が鈴なりに咲いている姿を、空にたなびく白雲に
例えて名付けられました。

北海道~九州の山地に生える、高さ 6 ~ 15 メートルの
落葉高木です。

 

花は房のように咲いています。

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また、花の柄はありますが、少し短めです。

花びらは5裂し、長さ1.8センチ程。雄しべは10本あります。

葉は丸っぽく、互い違いに付いており、裏面はやや白っぽいです。

エゴノキ科の植物です。

ミズキ

きょう、こちら名古屋は真夏日だそうです^^;
きのう、家の近くの大学の前を車で通りかかったところ、
薄紫のセンダンの花がいっぱい咲いているのを見ました。

ホント、夏ですね・・。

ところで、渋谷の金王坂の、とあるビルの敷地の一角にミズキが
3本あるそうですね。
白い花を沢山付けた水平に張る枝ぶりがとても良い眺めだと
出張した時に見た、連れ合いが申します。
私も是非、ミズキを見たいなぁと思っていたら、先日、こちらで
見る機会に恵まれました^^。

ということで、きょうはミズキをお届けします。

「水木」と書きます。
樹液が多く、春先に切ると水が滴り落ちるため、名付けられたそうです。

ミズキ科の落葉高木です。

見たのは10メートル程の木でしたが、カメラに全体が収まらず・・(泣)

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ミズキの特徴は、枝が横に張り、階段状の特異な樹形をしていることです。

葉は互い違いに付いており、葉先は尖っています。

葉の表面は深緑色で裏は白っぽい。

白い小花が集まって付いています。

花びらは4枚で雄しべも4本です。

北海道から九州の山腹の緩やかな斜面や川原等に分布します。

日向を好み、生長が速い木だそうです。