ツチアケビの花

梅雨空の中、車窓から、某土木事務所の前のプランターに、我が
名古屋市の花、ユリが白い花をいっぱい咲かせている風景を目にしました。

さて、きょうはきのう里山で撮った「ツチアケビ」をお届けしましょう。
「土木通」と書きます。
秋に生る実の形がアケビによく似ていて、直接土中から生えているために
名付けられたそうです。

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腐生植物で葉緑素を持たないため全体的に褐色で、薄暗い林内で今月初めに
初めて見た時は思わず「おぉ~っ!」と驚きました。

地上に葉などはなく、地面から仁王立ちした茎は高さが1メートル程も
ありました。

今月初めはまだ蕾ばかりでしたが、きのうはちらほら花が咲いていました。

地面近くの枝↑

地面近くの下の方まで、あちこちに枝を出し、その先端にランの花を
咲かせていました。

花は大きく3センチ程で、黄褐色で肉厚でした。

アリやら小さい虫も訪ねてきていました。

雨も降り出しそうなお天気でしかも薄暗い林中で、撮影しにくかったですが、
なんとか撮れました^^;

北海道~九州の森林に分布しています。

日本固有種でラン科の植物です。

イチヤクソウ

里山の腐葉土いっぱいの林の僅かに木漏れ日が当たる場所に
「イチヤクソウ」が開花していました。
5月に偶然見つけた時はまだ蕾だったのですが・・。
きょうはその「イチヤクソウ」をお届けします。

「一薬草」と書きます。
ひとつの薬草で多くの病気に効くことから、一薬草と名付けられたそうです。

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高さは20センチ程でした。

葉は常緑で柄があり、やや厚めです。
また、葉脈部分はやや白っぽく、模様になっているのが特徴です。
数枚が根元に集まって付いています。

花は白色で直径1.3センチ程で、下向きに数個付いています。

花びらは5つに深く切れ込んでおり、中には多数の雄しべと、
雌しべが一本、にゅうっと曲がって飛び出しています。

北海道~九州の林の縁に分布します。

イチヤクソウ科の植物です。

おまけに、蕾の時と花後の姿を載せておきますね^^。

蕾↓

花後↓

ササユリ

ベランダのトケイソウにまた、蕾が三つ付いています^^

きょうは、里山の路傍に生えていた「ササユリ」をお届けします。
「笹百合」と書きます。
葉が笹の葉に似ているので名付けられました。

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淡いピンクの花で、品があります。

思わず鼻を近づけたら、なんだかいい香りがしたような・・?

6本ある雄しべの葯は赤褐色です。

中部以西~九州に分布しています。

ユリ科の植物です。