クサネム

昨晩は「月下美人のお刺身」をいただきました。→ゲッカビジン その2

きょうは、里山の水田にあった「クサネム」をお届けします。
「草合歓」と書きます。
葉がネムノキの葉に似ているので名付けられました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

北海道~九州の水田や沼沢などの湿地や川の畔に生えます。

高さ40~100センチ程です。

花は淡黄色で、花の中央部には赤褐色の模様があります。
また、マメ科の特徴である蝶形をしており、1センチ程です。

後姿はこんなふうでした↓

葉は互い違いに付いています。

ありゃ?いつの間にか、お客様が・・

あなたはどなた?

ネムノキと同様、夜は眠る(葉を折りたたんで閉じる→就眠運動)そうです。
花も閉じるんでしょうね?
でも、目で確かめてないので何とも言えません。

マメ科の植物です。

ヤブレガサ

昨夜一晩、我が家は濃密な月下美人の香りに包まれました。
ゲッカビジンが2輪、同時に咲いたのです。
例年より早い時間、夕方6時頃から咲き初めました。
今朝、全エネルギーを使い果たし、クタッとなっているのを切って、
冷蔵庫に入れました。
今夜の食卓に並ぶ予定です。→ゲッカビジン その2

さて、まだ梅雨明けしてないですね・・。
きょうは雨の必需品、傘、と言っても「ヤブレガサ」をお届けします^^;
「破れ傘」と書きます。
若葉の姿が、破れた傘をすぼめた状態に似ているので、名付けられました。
芽吹きの葉は白い毛で覆われているそうです。

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林の縁に生えており、傘の高さは50センチ程でした。

葉から一本の長い茎を出していましたが、なぜか倒れていました。

茎の先には、長さ2センチ程の花を10個程咲かせていました。

本州~九州に分布しています。

キク科の植物です。

ヒメヤブラン

朝から蒸し暑いですが、風が結構ありますね。

コシアキトンボが窓の外で旋回しています。

きょうは里山の日当たりのよい畦に生えていた「ヒメヤブラン」
をお届けします。
「姫藪蘭」と書きます。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

ヤブランに似ていますが、ヤブランは一つの茎に沢山花を付けます。
しかし、ヒメヤブランは一つの茎に数輪しか花を付けないので
見分けがつきます。

短い茎を出し、そこに数少ない1センチたらずの小さな淡紫色の花を、
上向きに咲かせています。

花びらは6枚です。

葉は線のような形で長さ10~20センチ、幅2~3ミリ程。

北海道南西部~九州に分布しています。

ユリ科の植物です。

きょう、遅まきながらfab Photo Gallery更新しました。
よかったらご覧下さいm(_ _)m