セツブンソウ

きのうの日曜日、急に時間が取れたので、久しぶりに家を早く
出て、念願のセツブンソウに会いに行きました。
節分はもう過ぎたのですが、まだ、大丈夫と思って^^;
節分の頃に咲くのでセツブンソウと名付けられました。

セツブンソウは本州の関東以西に分布しています。
落葉広葉樹の林縁や林床、特に石灰岩地帯を好むそうです。
私が住んでいる愛知県内では、東三河の一部にしか見ることが
できないので、新城めざして車を走らせました。

鳳来寺山近くの岩肌がむき出しになった山々に囲まれた風景の中、
ある禅寺にセツブンソウはありました。
ネットで保護されており、そこここに思ったよりたくさん
咲いていました。
これまでに一度、山野草展でセツブンソウを見たことがありましたが、
やはり自生のセツブンソウに勝るものはありません。

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高さは5~10センチ程、花の大きさは1.5~2センチ程(一円玉大)でした。

白い花びらに見えるのは、じつはガクだそうです。
5枚のも6枚のもありました。

本当の花びらはガクより内側の黄色の丸い部分でY字状になっています。
青っぽいのは雄しべです。紫のは雌しべでしょうか。

まだ、これから開くのもありました。

キンポウゲ科の植物で、スプリング・エフェメラルのひとつです。
スプリング・エフェメラルとは、早春、林内の地表にあらわれ、
他の植物に先駆けていち早く花を咲かせたのち、
わずか2カ月ほどで姿を消してしまい、あとは
地下深くで過ごすような生活をする植物のこと
を指します。春植物とも呼ぶそうです。

襟巻きをした貴婦人といった風情でした^^

ハマダイコン

朝から雨ですね・・。
こういう日も心が落ち着いていいかも・・。

さて、この前の日曜、やっと暇が作れて、近場の海へ出かけました。
十数年前に行ったきり・・ホント久しぶり~♪
すると、さっそく、海岸の荒地で、大きな波が来たら波しぶきが
かかりそうな場所にダイコンのような花を咲かせている植物を発見!
「ハマダイコン」でした\(^o^)/

きょうはこの「ハマダイコン」をお届けします。
「浜大根」と書きます。
大根が海岸に野生化したものだそうです。

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葉の表は光沢がありました。↓

葉の裏はこんなふうでした。↓

荒い毛がありますが、痛くはありません。

十字形の花の花びらの先は淡いピンク色を帯びています。

若葉、花、蕾、実など、天ぷら、あえものなどにして食べるそうです。

広く日本全域の海岸で見られるそうです。

アブラナ科の植物です。

冬のサクラ

先日、近所のいつもは通らない道を歩いていたら、いきなり頭上に・・。

えっ?!ホントに?サ・ク・ラ?

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やっぱり、桜!

春といえば桜のイメージが強いですが、一月にこんなにも咲いていました。
ズームしてもこれがいっぱいです~(^っ^;)
十月桜か?と思いますが、冬桜か?はたまた不断桜か?よくわかりません(^^;)
でも、花の少ない時期に見事な咲きっぷりで、うれしくなり≧[◎]oパチリ。

ちなみに「サクラ」の名の由来は、「咲く」に複数を意味する「ら」を
加えたものとされ、元は花の密生する植物全体を指したと言われています。
また、春に里にやってくる稲(サ)の神が降臨する座(クラ)だから
サクラであるという説など諸説あるそうです。

私は、サクラというと堂本印象の木華開耶媛 (このはなさくやひめ)を思い出します。