先日、1350メートルの山へ出かけた時、草原で
「アカバナシモツケソウ」が咲いていました。
「赤花下野草」と書きます。
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日差しはとてもきついのですが、暑さがカラッとしていて、
風が吹くと少し涼しく感じられました。
高さは30~40センチでした。
葉は掌状で3~5裂していました。
ピンク色の小さな5枚の花びらを持ち、茎は紅色でした。
本州(関東地方、中部地方)の 低山、山地、亜高山、高山に
分布するそうです。
バラ科の植物です。
曇り空ながら、朝から蒸し暑いです^^;
窓の外、セミの大合唱がこだましています。
ベランダではデュランタとヘリオトロープが紫色の花を付けています。
昨日の朝、芳香のあるプリンセス雅子というバラが一輪咲きました。
さて先日のこと・・渓流の声を聞きながら、木陰でお弁当を
ひろげようとしたら、すぐそこにタマアジサイが開花していました。
タマアジサイといえば、以前にアップしたことがありましたね。
過去記事はこちら→タマアジサイの蕾
きょうはこの「タマアジサイの咲きかた」をお届けしましょう。
少し蕾がほどけかけてきました。
じつは正確にいうと、この蕾は、総苞(そうほう)といって、
葉の変形したもののようです。↓
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更に咲き進んできましたよ↓
あっ、白い装飾花がたたまれているのが見えますね↓
本物の花は薄紫色の真ん中の花です。白い装飾花はニセ?の花。
ちなみに装飾花はガクが変化した物です。
玉のような蕾は花を包んだ包み(総苞)で、茶色になって枯れ、
5ミリ程の薄紫色の「本物の花」の蕾が、中から現れています。↓
本物の花が開いてきました。
花に比べて長い、薄紫色の雄しべを、たくさん伸ばしています。
よく見ると、先端が丸い薄紫のブラシみたい~♪↓
ヤマアジサイに似た装飾花を持つタマアジサイ、
雨上がりで美人度アップ~♪
遠目に見ると、ぼわぼわ~と煙って見え、ますます雰囲気満点^^。
なかなかあじわい深い不思議な花です^^。
きょうは雨が降ったり止んだりで、とっても湿度が高く
まいりました^^;
さて、山の斜面の水が湧き出ている所に白い花が見えました。
「トリアシショウマ」でした。
きょうは「トリアシショウマ」をお届けします。
「鳥足升麻 」と書きます。
若芽がニワトリの足に似ていることから「トリアシショウマ」と
名付けられたそうです。
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葉の先は尾状に鋭く尖っています。
(写真上半分の濃い緑の葉の部分に注目))
そして、葉の縁には不揃いで鋭いギザギザがあります。
花はこんなふうでした↓
小さな花が長い茎にたくさん穂のように付いて、
その茎は枝分かれしています。
そして、先に行くほど細くなっています。
もっとアップで・・↓
私のカメラでは、もうこれが限界なので写真がいまいちですが、
花びらの先はスプーン形で雄しべやその葯も白いようです。
花に結構、虫が寄ってきていました。
名の由来となった春の若い芽は食べられるそうです。
一度、見てみたいものです。
北海道~本州に分布します。
ユキノシタ科の植物です。